美容・アンチエイジングに気を使う人は老若男女問わずで増え続けているといえます。代表的な老化の予防策として「日傘をさすこと」などが挙げられるといえます。
しかしながら、紫外線が実際にどの程度私達の肌に負担をかけているのかは目に見えないためによくわからないこともあり、「1日の中でもいつまで日傘を指していいのか」判断が難しいといえます。
例えば、夕方になって比較的日が落ちてきた場合であっても、日傘を指して紫外線対策を行った方がいいのでしょうか。
ここでは「17時以降での紫外線対策として日傘を指すのは有効か」について解説していきます。
17時以降に日傘をさす必要はあるのか【紫外線対策】
結論からいいますと、17時以降の夕方に日傘を指してまで紫外線を予防する必要はありません。
これは、夏の日差しが強い時、紫外線の量が多い地域(日本の何部:沖縄など)での紫外線の量を確認することで説明できるのです。
例えば、晴れの日の那覇の夏の夕方(17時以降)の紫外線量を確認した場合、17時前付近から日が陰ってくることもあり、その紫外線の量はかなり少ないものとなっているといえます。
https://www.data.jma.go.jp/gmd/env/uvhp/link_uvindex_obs.htmlより引用
このUVインデックスの数値が低いほど、肌への負担が少ないことを示しており、17時以降の紫外線レベルは日傘をさす状況ではないのです。
https://www.data.jma.go.jp/gmd/env/uvhp/3-50uvindex_manual.htmlより引用
なお、那覇などの紫外線が強い地域で上のような数値であり、関東近辺(データではつくば)であればさらにその「夕方での紫外線の量」は減少する傾向にあるのです。
以下の通りです。
そのため、関東より北の紫外線が弱い地域であれば、17時以降に日傘をさすことは行わなくていいのです。
なお、西日本や沖縄あたりの方であっても、日傘を使うことはせずにUVカット対策を摂るにしても、SPF値の弱い日焼け止めを使う程度で十分といえます。
まとめ
ここでは、夕方以降の紫外線予防として日傘をさすことに意味はあるのかについて解説しました。
実は、17時以降に日傘をさす必要はほとんどありません。これは、上述のよう日本における紫外線がかなり強い地域の那覇などのUV強度を見ることでもわかります。
そのため、夕方以降では肌への負担が低い弱い日焼け止めを塗る程度で十分なアンチエイジングが望めるのです。
適切な老化予防策を行い、若々しい毎日を送っていきましょう。
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