科学的な解析をする際によく単位変換(換算)が必要となることがあります。
例えば、圧力や応力の単位としてPa(パスカル)やMPa(メガパスカル)を使用することがありますが、これらの変換(換算)方法について理解していますか。
ここでは、これら「1MPaは何Paなのか」「1Paは何MPaなのか」というメガパスカルとパスカルの単位変換(換算)方法について確認していきます。
Pa(パスカル)とMPa(メガパスカル)の換算(変換)方法は?【圧力の単位:1パスカルは何メガパスカル?1メガパスカルは何パスカルか】
Pa(パスカル)といえば、圧力の単位として有名であり、国際的な標準の単位のSI単位としてもこのPa(パスカル)は使用されています。
そして、1Paとは1m2にかかる1Nの力と同値(1Pa=1N/m2)であり、以下のようなイメージで表すことができるのです。
一方で、MPaとはPa(パスカル)の頭に1000000倍(10^6)を表す接頭語のM(メガ)がついたものといえ、1MPa=1000000Paという換算式が成り立つのです。
逆に、1パスカルは何メガパスカルかと聞かれれば、1Pa=0.000001MPaという変換式となるわけです。
なお、メガパスカルとパスカルではどちらが大きいのかわからなくなることもあるので、十分に注意するといいです。
MPa(メガパスカル)とPa(パスカル)の換算(変換)の計算問題を解いてみよう【1MPaは何Pa?1Paは何MPa?】】
それでは、メガパスカル(MPa)とパスカル(Pa)の変換(換算)に慣れるやめにも計算問題を解いていきましょう。
・例題1
0.2MPaは何Paと換算できるでしょうか。
・解答1
上の定義式を元に計算していきます。
すると、0.2 × 1000000=200000Pa(パスカル)と求めることができるのです。
逆にパスカルからメガパスカルへの単位変換も行っていきましょう。
・例題2
8000000Paは何MPaと計算できるでしょうか。
・解答2
こちらも上の換算式の逆の対応を行っていきます。
8000000 × 0.000001=8MPaと求められるのです。
まとめ【メガパスカルとパスカルの換算(変換)方法】
ここでは、MPa(メガパスカル)とPa(パスカル)の変換(換算)方法について確認しました。
MPa(メガパスカル)もPa(パスカル)も圧力や応力の単位であり
・1Pa=0.000001MPa
・1MPa=1000000Pa
と変換できます。
単位換算に慣れ、業務の効率化を図っていきましょう。
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