私たちが生活している中で字はわかるけれども読めない漢字と遭遇することがあるでしょう。
ただ、この漢字が覚えていないと何かと生活で困ることもあるため、理解しておくといいです。
中でもここではにんべんに宅(侘)の読み方は?にんべんに凧(佩)の読み方や意味は?にんべんに農(儂)の読み方は?にんべんに半(伴)の読み方や意味は?について訓読みと音読み別に解説していきます。
にんべんに宅(侘)の読み方や意味は?
それではまずにんべんに宅と記載する漢字の「侘」の読み方や意味について確認していきます。
にんべんに宅と記載する漢字の「侘」の読み方は
・音読み:た
・訓読み:わび、わび(しい)、わ(びる)
と読みます。
この侘という漢字の意味は、立ち止まる、揺るがないで立つことです。
また、日本語固有の意味として、わび、わびる、静寂な風情を楽しむことがあります。
他に、同じく日本語固有の意味として、わびしい、さびしく思うことがあります。
侘を使用した言葉には、気をもみながら待つことを意味する「待ち侘びる」や、日本特有の美意識を表す「侘び寂び」(わびさび)などがありますが、
侘を「た」と読む言葉があまりないため、音読みは覚えにくいかもしれません。
「お詫び」などで使われる、ごんべんに宅と記載する「詫」も、「た」と読むことと合わせて覚えるのも一つの方法です。
にんべんに凧(佩)の読み方や意味は?
続いてにんべんに凧(佩)の読み方や意味についても確認していきましょう。
にんべんに凧と記載する漢字の「佩」の読み方は
・音読み:はい
・訓読み:おびだま、お(びる)、は(く)
と読みます。
この佩という漢字の意味は、おびだま、帯につける飾りの玉です。
また、おびる、はく、身につけるという意味があります。
他に、しっかりと心に留めて忘れないという意味があります。
佩を使用した言葉で日常よく見るものはあまりありませんが、
音読みは、刀や勲章などを身につけることを意味する「佩用」(はいよう)などの言葉と合わせて、
訓読みは、佩の意味と合わせて覚えると良いでしょう。
にんべんに農(儂)の読み方や意味は?
さらにはにんべんに農(儂)の読み方や意味についても確認していきましょう。
にんべんに農と記載する漢字の「儂」の読み方は
・音読み:どう、のう
・訓読み:わし、われ
と読みます。
この儂という漢字の意味は、わし、われ、自称のことばです。
また、あなた、おまえ、相手を呼ぶことばという意味があります。
儂を「どう」、「のう」と読む熟語が特になく、熟語と合わせて読みを覚えるのは難しいため、
儂の右側の「農」の読みが「どう」、「のう」であることから覚えるのが良いでしょう。
にんべんに半(伴)の読み方や意味は?
にんべんに半と記載する漢字の「伴」の読み方は
・音読み:はん、ばん
・訓読み:ともな(う)、とも
と読みます。
この伴の意味としては、とも、連れのことです。
また、ともなう、連れ立つ、一緒に行くことを意味します。
伴は、日常見る機会が比較的多い漢字でしょう。
伴が使われている言葉には、楽曲の主旋律を引き立てるために、他の楽器で補助的に演奏することを意味する「伴奏」(ばんそう)や、
一緒に連れ立っていくもの、つれ、配偶者を意味する「伴侶」(はんりょ)、一緒にいくことを意味する「同伴」(どうはん)など、
様々なものがあるので、これらの言葉と合わせて、伴の意味や読み方を覚えると良いでしょう。
まとめ にんべんに農(儂)やにんべんに半(伴)の読み方や意味は?
ここでは、にんべんに宅(侘)の読み方は?にんべんに凧(佩)の読み方や意味は?にんべんに農(儂)の読み方は?にんべんに半(伴)の読み方や意味は?について解説しました。
どれも難しい漢字のためこの機会に理解しておくといいです。
さまざまな漢字の意味や読み方を学び、日々の生活に役立てていきましょう。
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