μmol/molとppmの変換（換算）方法は？【マイクロモルの計算】

科学的な解析を行う際によく単位変換が求められることがあります。

例えば、比率の単位としてμmol/mol（マイクロモルパーモル）やppm（ピーピーエム）などがありますが、これらの変換方法について理解していますか。

ここでは、このμmol/molやppmの変換（換算）方法について解説していきます。

μmol/molやppmの変換（換算）方法

それでは、比の単位であるμmol/molやppmの変換（換算）方法を確認していきます。

物質量の1μmolとは、molの頭に1000000分の1を意味するμがついた単位であるため、1μmol=1000000molと換算できます。

そのため、比率の単位のμmol/mol＝0.000001と変換できます。一方でppmとは、parts per miliion＝0.000001（百分分の1）を意味しています。

つまり、1μmol/mol＝1ppmという変換式が成り立つのです。

ちなみにμｍol/molはマイクロモルパーモルと読み、ppmはピーピーエムと呼ぶことを理解しておくといいです。

それではμmol/mol/とppmの換算に慣れていくためにも計算問題を解いてみましょう。

・例題1

8μmol/molは何ppmと計算できるでしょうか。

・解答1

上の変換式を参考にしていきます。

数値は同じで単位のみが違うため、8μmol/mol＝8ppmと換算できるのです。

μmol/mol（μモルパーモル）はppm（ピーピーエム）ほど使用する頻度が高くなく忘れてしまいがちですので、この機会に理解を深めておきましょう。

ここでは、μmol/mol（マイクロモルパーモル）とppm（ピーピーエム）の変換（換算）方法や違いについて解説しました。

・1μmol/mol＝1ppm

と計算することができます。

各種単位の扱いになれ、効率よく科学計算を行っていきましょう。