身長や比率は「高い」「大きい」のどちらを使うべきか【低い、小さい】

私たちが生活している中で、よく言葉の表現方法についてどれを使用していいのかわからなくなるときがあるものです。

例えば、私たちの身長や計算などで出てくる比率の程度について表現する際に「身長が大きい、多い、高い」や「比率が多い、高い、大きい」などと何気なく表現することがありますが、厳密にはどれが正しいものか理解していますか。

ここでは、身長や比率の程度を表す時の表現方法について確認していきます。

身長は高い、大きいのどちらを使うべき？【低い、小さい？】

私たちが生活する中で、よく身長の程度を表現する機会がありますよね。

この時身長の程度を表す言葉として「身長が高い、多い、大きい」などの表現があるわけですが、最も自然な言い回しは「身長が高い」となります。

これは、公的機関におけるアンケート調査としてもわかっている事実であり、以下のよう身長は「高い」が最もしっくりくるという意見が多いようです。

たしかに私自身も「身長が高い」が最も自然と感じ、身長が大きいと聞くと少し違和感を感じます。身長が多いは明らかにおかしいともいえます。

また、身長が高いだけでなく、背が高いという言い回しになることも理解しておくといいです。

なお、程度を表すのがやや難しい言葉として、比率という言葉も挙げられます。

この比率は「多い、高い、大きい」のどれを使用するべきなのでしょうか。実は比率も「高い」と表現するのが最も自然という統計的なデータが出ています。

以下の通りです。

確かに、改めて「比率が高い」「比率が大きい」「比率が多い」と言葉に出してみると「比率が高い」が一番しっくりくるなと感じますね。

これらの言い回しは、時代によっても変化していくものですが、その時に正しいと思われる表現をきちんと覚えておくといいでしょう。

ここでは、身長や比率は「高い」「大きい」「多い」のどれを使用するのがいいのかについて確認しました。

実は

・身長が高い

・比率が高い

と両方とも「高い」と表現するのが自然といえます。これらは統計としてそうなっているのです。

正しい言い回しを理解して毎日の生活に役立てていきましょう。