私たちが生活している中で字はわかるけれども読めない漢字と遭遇することがあるでしょう。
ただ、このような漢字を覚えていないと何かと生活で困ることもあるため、理解しておくといいです。
中でもここではにんべんに本(体)の意味や読み方は?にんべんに左(佐)の意味や読み方は?にんべんに吾(俉)の意味や読み方は?にんべんに刀()の意味や読み方は?について訓読みと音読み別に解説していきます。
にんべんに本(体)の読み方や意味は?
それではまず、にんべんに本の「体」の読み方について確認していきましょう。
にんべんに本と記載します「体」の読み方は
・音読み:たい、ほん、ぼん、てい
・訓読み:からだ
と読みます。
「体」は、「體(たい、てい、からだ)」の略字にあたります。なので、元の「體」の読みがそのままあてられています。
また、つくりにあります「本(ほん、ぼん)」の読みも、「体」の音読みにあてられています。
漢字の意味は、からだ(首、胴、手、足の総称)を示したり、手足(四肢)をさすこともあれば、姿全体をたとえることもあります。人に限らず、物の形にも使われます。
他には、物事に対して定められた規格や、もとになるものをさしたりします。
体験、体得というように、自分自身でなにかを成して知識などを得る意味にも通じています。
にんべんに左(佐)の読み方や意味は?
続いて、にんべんに左と書く「佐」の読み方について確認していきましょう。
にんべんに左と記載します「佐」の読み方は
・音読み:さ
・訓読み:すけ、たす(ける)
と読みます。
つくりにあたる「左」の音読み「さ」が、「佐」にもそのままあてはまっています。
人を象るにんべんと、工具を持つ左手を象った左の字が組み合わさった「佐」には、人が助け合うという意味があります。ここでの工具とは祈りの道具のことで、神様の居場所を尋ねて助けを求めることを表しているそうです。その意味から、「たす(ける)」という訓読みに結びついています。
「すけ」という読みは、日本特有の読み方です。昔の役職の官名に使われていました。将軍や長がつく役の補佐、次官の役を表しています。
にんべんに刀(仞)の読み方や意味は?
にんべんに刀のような形の漢字である「仞」の読み方や意味を確認していきます。
にんべんにてんに刀と記載します「仞」の読み方は
音読み:じん
訓読み:はか(る)、ひろ
と読みます。
あまりなじみのない漢字です。それもそのはず。古代中国での、高さや深さの単位で使われているものでした。どのくらいの大きさを表しているのかは、4尺、5尺6寸、7尺といくつか説があります。おおもとは、人の両手を上下に広げた長さの単位に「仞」を使っていたそうです。
千尋の谷という文言を聞いたことがあると思います。この「千尋」は「千仞」と書くこともあるそうです。千は大きい数を表す字なので、「千仞の谷」と書くと、底がうかがい知れない深さの谷になりますね。
にんべんに吾(俉)の読み方や意味は?
にんべんに吾と記載します「俉」の読み方は
音読み:ご
訓読み;
と読みます。
つくりの「吾(ご)」の読みがそのまま「俉」にも使われているので、覚えやすいです。
もしくは、つくりの上部に「五(ご)」があるところから「俉(ご)」と読む、と覚えてもいいかもしれません。
会う、出会う、むかえるという意味があります。なぜこのような意味を持っているのかはわかりませんが、漢字の形がにんべんと、自分を表す「吾(われ)」なので、自分と人が向き合っている様子を象った風にみえるところからきてたかもしれませんね。
まとめ にんべんに吾(俉)やにんべんに刀(俉)の意味や読み方は?
ここでは、にんべんに本(体)の意味や読み方は?にんべんに左(佐)の意味や読み方は?にんべんに吾(俉)の意味や読み方は?にんべんに刀(俉)の意味や読み方は?について解説しました。
どれも難しい漢字のため、この機会に理解しておくといいです。
さまざまな漢字の意味や読み方を学び、日々の生活に役立てていきましょう。
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