日常生活において、ちょっとした計算が求められることがよくあります。
例えば、めんつゆを作るときに「1対2」「1対3」「1対6」のような濃縮計算が求められることが出てきますが、このときどう求めればいいのか理解していますか。
ここでは、これらめんつゆの濃縮計算のやり方について解説していきます。
めんつゆの50ccの2倍濃縮、3倍濃縮、4倍濃縮タイプの作り方
それでは、まず代表的なめんつゆの2倍濃縮、3倍濃縮タイプを適切な濃さにするための計算方法について確認していきます。
まずめんつゆの2倍濃縮とは、「丁度いい濃さの2倍の濃さになっている」ことを示しているわけです。
つまり、元のめんつゆに対して水でわり、2倍の量にすると完成となるのです。
よって、2倍濃縮のめんつゆ50ccを丁度いい濃さにするには、水50ccを追加して全体の量100ccにするいいわけです。
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同様に3倍濃縮のめんつゆ50ccであれば、水100ccを加えて、150ccにすると丁度いいめんつゆができます。
さらに、4倍濃縮のめんつゆ50ccを適切な濃さにするには、150ccの水をいれ、200cc、つまり元の量の4倍にするのです。
なお、めんつゆの4倍濃縮のものを適切な濃度にするなどのことを別の言い方では、「4倍に薄める」などと表現することも理解しておくといいです。
めんつゆの1対6、1対3の計算方法
なお、めんつゆの〜倍濃縮という表現ではなく、a対bと比率表記されている場合もあります。
そしてこの比率表記のめんつゆの作り方におけるa対bとは、めんつゆの量対加える水の量を表しています。
ここで、bは全体の量ではなく「水の量」であることに注意しましょう。
例えば、1対3であれば、めんつゆ50ccの場合、水を150cc加えるわけです。全体の量は200ccになるので、これはめんつゆの4倍濃縮に相当することになります。
同様に1対2であれば、めんつゆ50ccに対して水100ccを追加するわけです。結果150ccになるので、これは3倍濃縮と計算できます。
さらに、1対6のめんつゆであれば、めんつゆ50ccに水300ccを入れればよく、これは7倍濃縮に相当します。
めんつゆの2倍と3倍の換算(変換)方法
なお、料理本などの指定で「めんつゆ3倍濃縮のものを10cc加える」と書いてあるものの、目の前には2倍濃縮のめんつゆしかないケースもあります。
この場合は、量を換算すれば対応できます。
例えば、2倍濃縮のめんつゆ30ccであれば、めんつゆ液の中にめんつゆ成分が比率として1ccあたり2入っているとイメージします。
すると合計のめんつゆ成分は2×30=60と換算できるのです。
3倍濃縮のめんつゆでこの成分量を入れたいのであれば、この量60を1ccあたりのめんつゆ量3で割ればよく60÷3=20ccの三倍濃縮のめんつゆをいれればいいと求められるのです。
めんつゆの2倍と3倍の換算になれ、毎日の生活に役立てていきましょう。
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