科学的な解析をする際によく単位変換(換算)が必要となることがあります。
例えば、電圧(電位差)の単位としてV(ボルト)やμV(マイクロボルト)を使用することがありますが、これらの変換(換算)方法について理解していますか。
ここでは、これら「1μVは何Vなのか」「1Vは何μVなのか」というマイクロボルトとボルトの単位変換(換算)方法について確認していきます。
V(ボルト)とμV(マイクロボルト)の換算(変換)方法は?【電圧の単位:1マイクロリットルは何リットル?1リットルは何マイクロリットルか】
V(ボルト)とはご存知の通り、電位差1Vなどのように電圧(電位差)を表す際の単位といえます。
そして、V(ボルト)の頭に1000000分の1(10^6分の1)を表す接頭語のμ(マイクロ)がついたものがμV(マイクロボルト)といえます。
よって、1マイクロボルトは何ボルトかと聞かれれば、1μV=0.000001Vという換算式が成り立つのです。逆に、1ボルトは何マイクロボルトなのかと聞かれれば、1V=1000000μVと計算できるのです。
なお、マイクロボルトとボルトではどちらが大きいのかわからなくなることもあるので、十分に注意するといいです。
μV(マイクロボルト)とV(ボルト)の換算(変換)の計算問題を解いてみよう【1μVは何V?1Vは何μV?】】
それでは、ボルト(V)とマイクロボルト(μV)の変換(換算)に慣れるやめにも計算問題を解いていきましょう。
・例題1
0.3Vは何μVと換算できるでしょうか。
・解答1
上の定義式を元に計算していきます。
すると、0.3 × 1000000=300000μV(マイクロボルト)と求めることができるのです。
逆にマイクロボルトからボルトへの単位変換も行っていきましょう。
・例題2
8000000μVは何Vと計算できるでしょうか。
・解答2
こちらも上の換算式の逆の対応を行っていきます。
8000000 × 0.000001=8Vと求められるのです。
まとめ【マイクロボルトとボルトの換算(変換)方法】
ここでは、μV(マイクロボルト)とV(ボルト)の変換(換算)方法について確認しました。
μV(マイクロボルト)もV(ボルト)も電圧の単位であり
・1μV=0.000001V
・1V=1000000μV
と変換できます。
単位換算に慣れ、業務の効率化を図っていきましょう。
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