私たちが生活している中で字はわかるけれども読めない漢字と遭遇することがあるでしょう。
ただ、この漢字が覚えていないと何かと生活で困ることもあるため、理解しておくといいです。
中でもここではしめすへんに行く(裄)の読み方や意味は?しめすへんに喜ぶ(禧)の読み方や意味は?しめすへんに巳(祀)の読み方や意味は?しめすへんに其(祺)の読み方や意味は?について訓読みと音読み別に解説していきます。
しめすへんに行く(裄)の読み方や意味は?【正確にはころもへんの漢字】
最後に、しめすへんに行く(裄)の読み方や意味について確認していきましょう。
この漢字は正確には「しめすへん」ではなく「ころもへん」の漢字です。
しめすへんに行くと表記する漢字「裄」の読み方は、
・音読み:―
・訓読み:ゆき
と読みます。
「衣」に音符「行」が合わさって成り立っている国字です。
音符「行」は「ゆき」を意味します。それに「衣」が合わさって、「ゆき。衣服の背縫いから袖口までの長さ。」を表します。
ころもへんとしめすへんは形が非常によく似ているので間違わないように注意しましょう。「裄」は漢字検定一級の難しい漢字です。
しめすへんに喜ぶ(禧)の読み方や意味は?
はじめに、しめすへんに喜ぶ(禧)の読み方や意味について確認していきましょう。
しめすへんに喜ぶと表記する漢字の「禧」の読み方は、
・音読み:き
・訓読み:さいわ(い)、めでた(い)、よろこ(ぶ)
と読みます。
この漢字はしめすへんに音符「喜」が合わさって成り立っています。
音符「喜」はそのまま「よろこび」を意味します。それに「示」が付いて、神に祈って得られた「よろこび。さいわい。」の意味を表します。
「禧」も漢字検定一級の難しい漢字ですが、音符「喜」と同じ「き」という音読みなので覚えやすいですね。
しめすへんに巳(祀)の読み方や意味は?
次に、しめすへんに巳(祀)の読み方や意味について確認していきましょう。
しめすへんに巳と表記する漢字の「祀」の読み方は、
・音読み:し
・訓読み:とし、まつ(り)、まつ(る)
と読みます。
この漢字は、しめすへんに音符「巳」が合わさって成り立っています。音符「巳」は神としてのへびの象徴です。
それに「示」が付いて、「神をまつる。また、祭り。」の意味を表します。また、「とし。」も意味します。
「とし。」を意味する漢字として、殷代は「祀」、夏代は「歳」、周代は「年」が使われたそうです。「祀」も漢字検定一級の難しい漢字ですが、音符「巳」と同じ「し」という音読みなので覚えやすいですね。
しめすへんに其(祺)の読み方や意味は?
続いて、しめすへんに其(祺)の読み方や意味についても確認していきましょう。
しめすへんに其と表記する漢字「祺」の読み方は、
・音読み:き
・訓読み:さいわ(い)、やす(らか)
と読みます。
この漢字は、しめすへんに音符「其」が合わさって成り立っています。
音符「其」は農具の箕の象徴で、借りて「それ」の代名詞として使われます。それに「示」が付いて、「さいわい。しあわせ。」、「めでたいしるし。吉兆。」、「安らかなさま。」を表します。
「祺」も漢字検定一級の難しい漢字ですが、音符「其」の同じ「き」という音なので覚えやすいですね。
まとめ しめすへんに巳(祀)やしめすへんに其(祺)の読み方や意味は?
ここでは、しめすへんに行く(裄)の読み方や意味は?しめすへんに喜ぶ(禧)の読み方や意味は?しめすへんに巳(祀)の読み方や意味は?しめすへんに其(祺)の読み方や意味は?について解説しました。
どれも難しい漢字のためこの機会に理解しておくといいです。
さまざまな漢字の意味や読み方を学び、毎日の生活に役立てていきましょう。
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