科学的な解析を行う際には数値計算はとても重要です。
例えば10のマイナス1乗(-1乗)などの表現は意外とややこしく、これらの計算方法や表記方法について理解できていない方も多いです。
ただ各解析を行うためにはこれらの計算の理解が必須であり、中でもここでは10のマイナス1乗、10のマイナス2乗などの意味や、計算方法、書き方、パソコンでの表記方法について解説していきます。
10のマイナス1乗(10の-1乗)の意味、表示、書き方、計算方法を解説!【なぜそうなる?割り算をする?】
それではまず10のマイナス乗の計算方法として、10のマイナス1乗について確認していきます。
10のマイナス1乗とは、1を10の1乗で割ったものと同じ意味を持ちます。つまり1÷10^1=0.1がこれに相当するわけです。
なお、この10のマイナス1乗の書き方としては、10-1 といわゆる上付き文字として10の肩の部分に記載するといいです。
もしくは^(ハット)記号を用いて10^-1などと表記することもあるので、併せて理解しておくといいです。
なお、この10のマイナス1乗の計算がなぜ1 ÷ 10^1と割り算をするのか疑問に持たれる方がいますが、これはあくまでも定義なのでそうなると覚えるしかないです。
パソコン(ワード)での10のマイナス1の出し方(表記)
パソコン(ワード)にてこの10のマイナス1乗のように肩に上付き文字として記載するケースであれば、上付きにしたい「-1」のみを選択した上で、右クリック後、フォントボタンを押しましょう。
さらに、上付きの項目にチェックをいれましょう。
これを行うだけで、パソコンでの10のマイナス1乗が表記されます。是非この機会に覚えておくといいです。
10の-1乗のみでなく、その数値が何になってももちろん同様に対処しましょう。
10のマイナス2乗(10の-2乗)の意味、表示、書き方、計算方法を解説!【なぜそうなる?割り算をする?】
続いて10のマイナス2乗の数値がどうなるのかについても確認していきます。
上の10のマイナス1乗と同じように計算していけばいいので、10のマイナス2乗 は1 ÷ 10^2 = 1÷ 100 = 0.01と変換することができるのです。
10のマイナス2乗の書き方(表記方法)としては、10–2 といわゆる上付き文字として10の肩の部分に記載するといいです。もしくは^(ハット)記号を用いて10^-2などと表記することもあるので、併せて理解しておくといいです。
この10のマイナス2乗の計算がなぜ1 ÷ 10^2と割り算をするのかも上と同様に、定義そのものだからといえます。
パソコン(ワード)での10のマイナス2乗の出し方(表記)
先にも述べたように、10の-2乗のパソコン(word)での出し方も
・乗数の―2のみを選択し、右クリック
・フォントを選択
・上付き文字にチェックを入れ、確定
で対処できます。
まとめ 10のマイナス2乗(10の-2乗)の意味、表示、書き方、計算方法を解説!10のマイナス1乗はどうなる?
ここでは、10のマイナス1乗、10のマイナス2乗などの意味や、計算方法、書き方、パソコンでの表記方法について解説しました。
一度意味を理解しておけば間違えることは少なくなるので、この機会に覚えておくといいです。
各種計算に慣れ、毎日の生活に役立てていきましょう。
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