私たちが生活している中で字はわかるけれども読めない漢字と遭遇することがあるでしょう。
ただ、このような漢字を覚えていないと何かと生活で困ることもあるため、理解しておくといいです。
中でもここでは山へんに鳥(嶋)の意味や読み方は?山へんに宗(崇)の読み方や意味は?山へんに委(崣)の意味や読み方は?山へんに甲(岬)の読み方や意味は?について訓読みと音読み別に解説していきます。
山へんに鳥(嶋)の読み方や意味は?
それではまず山へんに鳥と記載する漢字の「嶋」の読み方や意味について確認していきます。
山へんに鳥と記載する漢字の「嶋」の読み方は
・音読み:とう
・訓読み:しま
と読みます。
この嶋という漢字の意味は、しま、水に囲まれた陸地のことです。
嶋は、「島」の異体字です。
熟語では、島が使われることが多いので、嶋の字は、人の名前や地名などで見ることが多いでしょう。
同じく、島の異体字で、山に鳥と書く「嶌」があります。
こちらの字も名前で見る機会のある漢字ではないでしょうか。
山へんに宗(崇)の読み方や意味は?
続いて山へんに宗(崇)の読み方や意味についても確認していきましょう。
山へんに宗と記載する漢字の「崇」の読み方は
・音読み:すう、しゅう
・訓読み:たか(い)、たっと(ぶ)、とうと(ぶ)、あが(める)、お(わる)
と読みます。
この崇という漢字の意味は、たかい、山が高くそびえるさまのことです。
また、とうとい、たっとい、あがめるという意味があります。
他に、おわる、おえることを意味します。
崇を使用した言葉には、「崇高」(すうこう)や「崇拝」(すうはい)などがあります。
様々な読みのある漢字ですが、これらの言葉や漢字の意味と合わせて覚えると良いでしょう。
「しゅう」という読みは、「宗」と同じ読みと覚えると良いでしょう。
なお、山に宗と書く字として、他に、「崈」、「」があります。
「崈」は、「しゅう」などと読み、意味は崇と同じです。「」は読み方、意味ともに定かではありません。
どちらもあまり見る機会がない漢字ですが、これらの漢字が存在することは、覚えておくと良いでしょう。
山へんに委(崣)の読み方や意味は?
さらには山へんに委(崣)の読み方や意味についても確認していきましょう。
山へんに委と記載する漢字の「崣」の読み方は
・音読み:い
・訓読み:
と読みます。
崣の訓読みはありません。
この崣という漢字の意味は、「嶊」と一緒に使用して、「嶊崣」(さいい)は山の高いさまのことです。
崣は、あまり見る機会がない漢字ですが、崣という字があることは覚えておいてください。
山へんに委で、かたちが似ている漢字として、「巍」があります。
「ぎ」、「たかい」などと読み、山が高くて大きいさまなどの意味があります。
また、「」という字もあり、「い」などと読みますが、意味は定かではありません。
これらの漢字が存在することは、覚えておくと良いでしょう。
山へんに甲(岬)の読み方や意味は?
山へんに甲と記載する漢字の「岬」の読み方は
・音読み:こう
・訓読み:みさき
と読みます。
この岬の意味としては、みさき、海や湖へ突き出した陸地のことです。
また、はざま、山あいという意味があります。
岬(みさき)と使う以外は、地名や人名では見る機会はあるものの、岬を使用した熟語で、日常よく見るものはあまりないでしょう。
そのなかでは、「岬角」(こうかく)という言葉は、医療関係の話題で見る機会があるかも知れません。
かなり大まかにいうと、耳の中の突き出した部分と脊椎の仙骨の突き出した部分に、同じ「岬角」と呼ばれる箇所があります。
「こう」という読み方について、右側の「甲」と同じ読みと覚えるのも良いですが、
「岬角」という言葉の意味と合わせて覚えるのも一つの方法です。
まとめ 山へんに委(崣)や山へんに甲(岬)の読み方や意味は?
ここでは、山へんに鳥(嶋)の意味や読み方は?山へんに宗(崇)の読み方や意味は?山へんに委(崣)の意味や読み方は?山へんに甲(岬)の読み方や意味は?について解説しました。
どれも難しい漢字のため、この機会に理解しておくといいです。
さまざまな漢字の意味や読み方を学び、日々の生活に役立てていきましょう。
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