私たちが生活している中で字はわかるけれども読めない漢字と遭遇することがあるでしょう。
ただ、この漢字が覚えていないと何かと生活で困ることもあるため、理解しておくといいです。
中でもここでは「手へんに少ない(抄)の読み方は?手へんに受ける(授)の読み方や意味は?手へんに夫(扶)の読み方は?手へんに雷(擂る)の読み方や意味は?」について訓読みと音読み別に解説していきます。
手へんに少ない(抄)の読み方や意味は?【漢字の読み方】
それではまず手へんに少ないと書く漢字の「抄」の読み方について確認していきます。
手へんに少ないと記載する漢字の「抄」の読み方は
・音読み:しょう、そう
・訓読み:うつ(す)、す(く)、す(くう)、かすめ(る)
と読みます。
この「抄」の意味としては、長い文章などの一部を書き出すことや、書き出したもの自体を指します。「戸籍抄本」は、戸籍の一部の情報を抜き出したものですね。
手へんの右側が「少」なので、同じように抄(しょう)という読み方になると覚えておくといいですね。
頻繁に使用する字ではありませんが、覚えておきたい漢字です。
手へんに受ける(授)の読み方や意味は?
続いて手へんに受ける(授)の読み方や意味についても確認していきましょう。
手へんに受ける(授)と記載する漢字の「授」の読み方は
・音読み:じゅ
・訓読み:さず(ける)、さず(かる)
と読みます。
この「授」の意味は、もともと目上の者から目下の者にものを与えることや、師から弟子に知識などを伝えることでした。
「授業を受ける」や「大学教授」など教育の場でよく使用するのも、もともとそのような意味があるのですね。
また、「賞状を授与する」といった場面でも使用するので、日常でよく目にする機会がある漢字です。
読み方は、やはり手へんの右側の「受」と同じ「じゅ」と読みますので、覚えやすいですね。
手へんに夫(扶)の読み方や意味は?
さらには手へんに夫(扶)の読み方や意味についても確認していきましょう。
手へんに夫と記載する漢字の「扶」の読み方は
・音読み:ふ
・訓読み:たす(ける)
と読みます。
「扶」には、わきから支えて助ける、という意味があり、そこから世話をする、ということにもつながります。
「夫の扶養に入る」などという時に使う「扶養」や、お互い助けあうという意味の「相互扶助」といった場合に目にします。
こちらも、基本的には手へんの右側の「夫」の読み方と同じ「ふ」と読むので、覚えておきましょう。訓読みの「たすける」は日常ではあまり使用することがありませんが、意味から覚えておくと良いかもしれませんね。
手へんに雷(擂)の読み方や意味は?
手へんに雷と記載する漢字の「擂」の読み方は
・音読み:らい
・訓読み:す(る)、みが(く)、う(つ)
と読みます。
あまり見慣れない字かもしれませんが、物をすりつぶす、という意味の字です。
おなじ「する」と読む漢字に、「擦る」がありますが、違いは、「擂る」を使う場合はただこするだけでなく、細かくする、という意味が含まれていることです。
「擂り胡麻(すりごま)」や、「擂り鉢(すりばち)」などは、イメージしやすいのではないでしょうか。
音読みはあまり目にする機会はないですが、こちらも手へんの右側の「雷」と同じ「らい」と読むことができます。
まとめ 手へんに夫(扶)の読み方は?手へんに雷(擂る)の読み方や意味は?
ここでは、手へんに少ない(抄)の読み方は?手へんに受ける(授)の読み方や意味は?手へんに夫(扶)の読み方は?手へんに雷(擂る)の読み方や意味は?について確認しました。
どれも似たような漢字なので、その読み方や意味を混同しないようにするといいです。
さまざまな漢字の読み方や意味を理解し、日々の生活に役立てていきましょう
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