私たちが生活している中で字はわかるけれども読めない漢字と遭遇することがあるでしょう。
ただ、このような漢字を覚えていないと何かと生活で困ることもあるため、理解しておくといいです。
中でもここではりっしんべんに弟(悌)の意味や読み方は?りっしんべんに栗(慄)の読み方や意味は?りっしんべんに京(惊)の意味や読み方は?りっしんべんに喜ぶ(憘)の読み方や意味は?について訓読みと音読み別に解説していきます。
りっしんべんに弟(悌)の読み方や意味は?
それではまずりっしんべんに弟と記載する漢字の「悌」の読み方や意味について確認していきます。
りっしんべんに弟と記載する漢字の「悌」の読み方は
・音読み:てい、だい
・訓読み:
と読みます。
悌の訓読みはありません。
この悌という漢字の意味は、したがう、兄や目上の人に素直に従うことです。
また、兄弟の仲が良いことを意味します。
悌を使用した言葉で、日常よく見る言葉はあまりありませんが、
親孝行で目上の人にしっかり仕えることを意味する孝悌(こうてい)や、穏やかに楽しむことを意味する「愷悌」(がいてい)などがあります。
読み方は、これらの言葉や、悌の右側の弟も「てい」、「だい」と読むことと合わせて覚えると良いでしょう。
りっしんべんに栗(慄)の読み方や意味は?
続いてりっしんべんに栗(慄)の読み方や意味についても確認していきましょう。
りっしんべんに栗と記載する漢字の「慄」の読み方は
・音読み:りつ
・訓読み:おそ(れる)、おのの(く)
と読みます。
この慄という漢字の意味は、おそれる、おののく、恐怖でぶるぶるとふるえることです。
慄を使用した言葉には、恐怖で震えることを意味する「戦慄」(せんりつ)や、恐れおののくさまを意味する「慄然」(りつぜん)などがあります。
これらの言葉や漢字の意味と合わせて読み方を覚えると良いでしょう。
なお、慄の右側の栗も「りつ」と読むので、慄の読み方と合わせて覚えておくのも良いでしょう。
りっしんべんに京(惊)の読み方や意味は?
さらにはりっしんべんに京(惊)の読み方や意味についても確認していきましょう。
りっしんべんに京と記載する漢字の「惊」の読み方は
・音読み:りょう
・訓読み:
と読みます。
惊の訓読みはありません。
この惊という漢字の意味は、悲しむことです。
惊は、かたちが似ている漢字に、「椋の木」(むくのき)や「椋鳥」(むくどり)などと使われる木へんの「椋」や、「掠める」(かすめる)などと使われる手へんの「掠」などがあるので、目にしたことがある気がする漢字です。
ただりっしんべんの惊を使用した言葉で日常見るものはなく、実は見たことがないという方も多いのではないでしょうか。
りっしんべんに喜ぶ(憘)の読み方や意味は?
りっしんべんに喜ぶと記載する漢字の「憘」の読み方は
・音読み:き
・訓読み:よろこ(び)、よろこ(ぶ)
と読みます。
この憘の意味としては、よろこぶ、よろこびのことです。
憘を使用した言葉で、日常見る言葉はあまりなく、人名用漢字にも含まれていないので、あまり見る機会のない漢字かも知れませんが、憘という漢字があることは覚えておいてください。
また、読み方は漢字の右側の喜と同じ読みと覚えておくと良いでしょう。
なお、りっしんべんで、同じよろこぶという読み、意味を持つ漢字に「悦」、「怡」があります。
「怡」は日常あまり見る機会はないかも知れませんが、「悦」は「喜悦」(きえつ)、「悦に入る」(えつにいる)などの言葉や、名前で見る機会がある漢字かも知れませんので、
どちらも憘と合わせて覚えておくのも良いでしょう。
まとめ りっしんべんに京(惊)やりっしんべんに喜ぶ(憘)の読み方や意味は?【漢字の音読み・訓読み】
ここでは、りっしんべんに弟(悌)の意味や読み方は?りっしんべんに栗(慄)の読み方や意味は?りっしんべんに京(惊)の意味や読み方は?りっしんべんに喜ぶ(憘)の読み方や意味は?について解説しました。
どれも難しい漢字のため、この機会に理解しておくといいです。
さまざまな漢字の意味や読み方を学び、日々の生活に役立てていきましょう。
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