私たちが生活している中で字はわかるけれども読めない漢字と遭遇することがあるでしょう。
ただ、このような漢字を覚えていないと何かと生活で困ることもあるため、理解しておくといいです。
中でもここではにすいに馬(馮)の意味や読み方は?にすいに台(冶)の読み方や意味は?にすいに馬と心(憑)の読み方は?にすいに京(凉)の読み方や意味は?について訓読みと音読み別に解説していきます。
にすいに馬(馮)の読み方や意味は?【漢字の読み方】
それではまず、にすいに馬と漢字の「馮」の読み方について確認していきましょう。
にすいに馬と漢字と書く「馮」の読み方は
・音読み:ひょう、ふう
・訓読み:いか(る)、かちわた(る)、たの(む)、つ(く)、よ(る)
と読みます。
この「馮」の意味は「馬が駆ける」「しのぐ」「もたれる」「たのむ」「いきどおる」などの意味があります。
たくさんの意味がありますね。もともとは「速く走る」という意味でしたが、様々な意味に転じていくに従い、元々の意味としては使われなくなっていきました。
また、この漢字は中国の姓でよく使われ、2007年の統計では28番目に多い苗字のようです。
にすいに台(冶)の読み方や意味は?
続いて、にすいに台(冶)の読み方や意味についても確認していきましょう。
にすいに台と記載する漢字の「冶」の読み方は
・音読み:や
・訓読み:い(る)
と読みます。
この「冶」の意味は、「金属を溶かして器物を作る(鋳る)」「とかす」「鍛冶屋」などがあります。
上記にもありますが、鍛冶屋という熟語で見たことのある方もいるのではないでしょうか。成り立ちは「にすい」の氷の結晶という意味に、「台」の農具の鋤(すき)という意味を併せて、鋤で大地を耕す際、氷が溶けるところから「とかす」となりました。
また人名にも使われ、柔軟な考えができる人や柔和な性格になる願いが込められているようです。
にすいに馬と心(憑)の読み方や意味は?
さらに、にすいに馬と心(憑)の読み方や意味についても確認していきます。
この漢字の「憑」の読み方は
・音読み: ひょう
・訓読み:よ(る)・ かか(る)・ つ(く)・ たの(む)
と読みます。
この「憑」の意味は、「よりかかる」「とりつく」「川を渡る」などがあります。
上記の「馮」と意味は近いですが、下に心があるので「馮」より精神的な意味合いも含まれてきますね。特に霊に憑りつかれるは、より現実味が薄くなっているような気がします。
この漢字の使い道は意外に多く、「信憑性(信じて根拠とすること)」や「神憑り(かみがかり)」「狐憑き(きつねつき」など比較的よくみるのではないでしょうか。
にすいに京(凉)の読み方や意味は?
にすいに京と記載する漢字の「凉」の読み方は
・音読み:りょう
・訓読み:すず(しい)、すず(む)、うす(い)
と読みます。
この「凉」の意味は、「すずしい」「すくない」「かなしみ」「思いやりのない」などがあります。よく似た漢字で「涼」がありますね。日本だとこちらの方がよく使われていると思いますが、意味としては同じと考えてもらっても構いません。
この「凉」は「涼」の俗語であり人名用漢字になります。名づけの意味合いとしては、冷静沈着な人や落ち着いた性格などの願いがあるのかもしれません。
まとめ にすいに馬と心(憑)やにすいに京(凉)の読み方や意味は?
ここでは、にすいに馬(馮)の意味や読み方は?にすいに台(冶)の読み方や意味は?にすいに馬と心(憑)の読み方は?にすいに京(凉)の読み方や意味は?について解説しました。
どれも難しい漢字のためこの機会に理解しておくといいです。
さまざまな漢字の意味や読み方を学び、日々の生活に役立てていきましょう。
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