私たちが生活している中で字はわかるけれども読めない漢字と遭遇することがあるでしょう。
ただ、この漢字が覚えていないと何かと生活で困ることもあるため、理解しておくといいです。
中でもここではにんべんに有(侑)の読み方や意味は?にんべんに棒の右側(俸)の読み方や意味は?にんべんに弁(併)の読み方や意味は?にんべんにつちふたつ(佳)の読み方や意味は?について訓読みと音読み別に解説していきます。
にんべんに有(侑)の読み方や意味は?
はじめに、にんべんに有(侑)の読み方や意味について確認していきましょう。
にんべんに有と表記する漢字の「侑」の読み方は、
・音読み:う、ゆう
・訓読み:たす(ける)、すす(める)
と読みます。
この漢字の音符「有」は肉を手にとって「すすめる。」の意味です。それににんべんが付いて、手を取り合い助ける人の意味から「たすける。」、「すすめる。」の意味を表します。
漢字検定一級の難しい漢字ですが、人名にも用いられる漢字です。「あつむ・いく・すすむ・ゆき」と言った名乗り読みもあります。
にんべんに棒の右側(俸)の読み方や意味は?
次に、にんべんに棒の右側(俸)の読み方や意味について確認していきましょう。
にんべんに棒の右側と表記する漢字の「俸」の読み方は、
・音読み:ほう
・訓読み:ふち
と読みます。
この漢字の音符「奉」は「両手で捧げ持つ。」を意味します。それに人が付いて、人がうやうやしく受け取るもの、「扶持(ふち)」を表します。
扶持とは主君から家臣に与えられる俸禄や俸禄代わりの米のことです。現代でいう給料を意味します。中学校で学習する常用漢字です。
「年俸(ねんぽう)」の「俸」でしっかり覚えましょう。
にんべんに弁(併)の読み方や意味は?
続いて、にんべんに弁(併)の読み方や意味についても確認していきましょう。
にんべんに弁と表記する漢字「併」の読み方は、
・音読み:へい
・訓読み:あわ(せる)、しか(し)、なら(ぶ)
と読みます。
この漢字の音符「并」は「ならぶ。」の意味です。それに人が付いて、「人がならぶ。」を意味します。また、「ならべる。等しくする。」、「あわせる。あつめる。また、あわせて。」、「きそう。あらそう。」といった意味を表します。
さらに日本独自に用いられる意味として、「しかし。しかしながら。」もあります。似た意味の漢字に「合」がありますが、「併」は「二つ以上の物を一緒にする。」、「合」は「そろえる。一致させる。」と言った意味合いで使い分けます。「併」は中学校で学習する常用漢字なので、「合併(がっぺい)」、「併用(へいよう)」といった熟語でしっかり覚えましょう。
にんべんに土ふたつ(佳)の読み方や意味は?
最後に、にんべんに土ふたつ(佳)の読み方や意味について確認していきましょう。
にんべんに土ふたつと表記する漢字「佳」の読み方は、
・音読み:か
・訓読み:よい
と読みます。
この漢字の音符「圭」は、「均整がとれている。」の意味を表します。それに人が付いて、心身ともに均整がとれていて「美しい人。」の意味を表します。
そこから「良い。美しい。優れている。立派である。」、「よみする。好む。」を意味します。中学校で学習する常用漢字で、人名にもよく使われる漢字です。「けい・よし」といった名乗り読みもあります。
まとめ にんべんに弁(併)やにんべんにつちふたつ(佳)の読み方や意味は?
ここでは、にんべんに有(侑)の読み方や意味は?にんべんに棒の右側(俸)の読み方や意味は?にんべんに弁(併)の読み方や意味は?にんべんにつちふたつ(佳)の読み方や意味は?について解説しました。
どれも難しい漢字のためこの機会に理解しておくといいです。
さまざまな漢字の意味や読み方を学び日々の生活に役立てていきましょう。
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