私たちが生活している中で字はわかるけれども読めない漢字と遭遇することがあるでしょう。
ただ、この漢字が覚えていないと何かと生活で困ることもあるため、理解しておくといいです。
中でもここではにんべんに方(仿)の意味や読み方は?にんべんに介(价)の意味や読み方は?にんべんに吉(佶)の意味や読み方は?にんべんに喜(僖)の意味や読み方は?について訓読みと音読み別に解説していきます。
にんべんに方(仿)の読み方や意味は?
それではまず、にんべんに方の「仿」の読み方について確認していきましょう。
にんべんに方と記載します「仿」の読み方は
・音読み:ほう、ぼう
・訓読み:
と読みます。
音読みしかないので、漢字のつくりにあたる「方」の読みがそのまま使えるため、覚えやすいです。
つくりの「方」は、「ほのかな」という意味を持っています。ほのかとは、はっきりしないさまのことを表します。そこから、人やものなどの見分けがつきにくいことや、よく似ている、という意味を持つようになったと思われます。
また、真似るという意味もあります。
他に「方」には、方角や向きの意味があります。そこから、にんべんをつけた「仿」には、人がふらふらとさまよう、さすらうという意味が生まれたと思われます。
にんべんに介(价)の読み方や意味は?
続いて、にんべんに介(价)の読み方や意味について確認していきましょう。
にんべんに介と記載します「价」の読み方は
・音読み:かい
・訓読み:よ(い)
と読みます。
音読みは、漢字のつくりにあたる「介(かい)」の読みそのままが使えるため、覚えやすいです。
訓読みになっている「よ(い)」は、「价」に「よい・すぐれている・りっぱ・おおきい」という意味があるところからきていると思われます。昔は、物の価値は大きさで決められていたこともあったからでしょう。
他には、鎧をつけた人(兵士)や、使用人の意味を持っています。鎧をつけた人は、「介」の字が持つ意味の中に、「外側から覆って身を守るもの」があることが元にあると思われます。使用人は、「世話をする」という意味が元になっていると思われます。
にんべんに吉(佶)の読み方や意味は?
次に、にんべんに吉(佶)の読み方を確認しましょう。
にんべんに吉と記載します「佶」の読み方は、
・音読み:きつ
・訓読み:
と読みます。
漢字のつくりに「吉(きつ)」が使われているのと、音読みだけなので覚えやすいです。
「吉」には「結」の意味にもつながるために、「佶」にも「かたい、かたくしまる」という味があります。また、「かたい」ということから連想できたのか、「強い、丈夫」という意味も合わせて持っています。
他の意味では、「人」に「吉(よい)」と書くことから、「正しい」があります。
にんべんに喜(僖)の読み方や意味は?
にんべんに喜と記載します「僖」の読み方は
・音読み:き
・訓読み:たの(しむ)、よろ(こぶ)
と読みます。
漢字のつくりにある「喜(き、よろ-こぶ)」の読みがそのまま「僖」にも使えます。声にだしてにこにこと楽しむ、そのありさまの意味しています。「たのしむ」と読むのは、意味からきていると考えると覚えやすいでしょう。
喜、嬉の類似にあたる漢字です。
まとめ にんべんに吉(佶)の意味や読み方は?にんべんに喜(僖)の意味や読み方は?
ここでは、にんべんに方(仿)の意味や読み方は?にんべんに介(价)の意味や読み方は?にんべんに吉(佶)の意味や読み方は?にんべんに喜(僖)の意味や読み方は?について解説しました。
どれも難しい漢字のため、この機会に理解しておくといいです。
さまざざまな漢字の意味や読み方を学び、日々の生活に役立てていきましょう。
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