molとmmolの変換（換算）方法は？【モルとミリモルの計算：ミリモルとは】

科学的な解析を行う際によく単位変換が求められることがあります。

例えば、物質量の単位としてモル（mol）やミリモル（mmol）が使用されることが多いですが、これらの変換方法について理解していますか。

ここでは、mol（モル）とミリモル（mmol）の変換（換算）方法について解説していきます。

molとmmolの変換（換算）方法は？【モルやミリモルとは？】

それでは、mol（モル）とmmol（ミリモル）の違いと変換方法について解説していきます。

物質量の単位の一つのミリモル（mmol）はmolの前に1000分の1を表す接頭単位がついたものであるため、1000mmol＝1molと定義されています。

これがモルとミリモルの変換式そのものといえます。

なおモルだけでなく、グラムやメートルなどの単位にもミリがつくと同じ関係になることを理解しておくといいです。

それではミリモル（mmol）やモル（mol）の換算に慣れていくためにも計算問題を解いてみましょう。

・例題1

7molは何mmolと計算できるでしょうか。

・解答1

上の変換式を参考にしていきます。

7 × 1000 = 7000μmolと変換することができました。

今度はモルからミリモルに換算してみます。

・例題2

9000mmolは何molと換算できるでしょうか。

・解答2

こちらも上の変換式を元に計算していきます。

9000 ÷ 1000= 9molと求められるのです。

マイクロモルやミリモルはモル（mol）ほど使用する頻度が高くなく忘れてしまいがちですので、この機会に理解を深めておきましょう。

ここでは、　物質量の単位のmmolとmolの変換（換算）方法について解説しました。

・1mol＝1000mmol

・1mmol＝0.001mol

と計算することができます。

各種単位の扱いになれ、効率よく科学計算を行っていきましょう