科学的な解析を行う時や、ビジネスにおいてよく専門用語が出てくることがあります。
これらの科学用語やビジネス用語を理解していないと各処理ができないことが多く、きちんと理解しておくことが大切です。
たとえば、材料の一部を表す際に表面や側面という言葉がでてきますが、この意味や違いについて理解していますか。
ここでは、これら表面と側面の意味や違いや、関連用語である表面積と側面積の相違点について解説していきます。
表面と側面の違いは?【意味や読み方は?】
ある材料や立体に注目した際に、よく表面や側面とい言葉がでてきますよね。
これらの意味や読み方について以下で詳しく確認していきます。
表面の意味や読み方【ひょうめん、おもてめん?】
まず、図形における表面とはその物体の表に出ている面(平面や曲面)のことを指します。
例えば、風船を空気中に浮かべた際に風船が空気に触れている部分のことを表面と呼ぶのです。この場合の表面の読み方は「ひょうめん」となります。
また、角柱や円柱であれば、表面というと上面、側面、底面などのすべての面を合わせたものに相当するわけです。
なお、表と裏といった意味での表面は、おもてめんとよび、かつ上の表面(ひょうめん)とは違います。
こちらの表面(おもてめん)では、代表的な面(例えばクレジットカードなど)を指すので、混同しないよう気をつけましょう。
側面の意味や読み方は?表面との違い【そくめん】
なお、表面の説明時に側面という言葉が出てきましたがこの意味や読み方についても確認していきます。
側面とは、先にも述べたような円柱や角柱などの面が分類されている図形においてのみ使用される言葉です。読み方はそくめんです。
そして、具体的に側面とは表面の中でも、上面と底面を除いた部分の面積を表すのです。
いわゆる横側の面と考えるといいです。このように、側面は表面の一部ともいえます。
これらが、表面と側面の違いとなるのです。
円柱の側面はなんていうのか?
なお、たまに円柱の側面のことを特別になんというのかについて疑問に思う方がいますが、これはそのまま「側面」とよぶのが基本です。
この時、平面でないことを強調したいのであれば曲面などとも表現できますが、基本的には側面が自然です。
表面積と側面積の違い
なお、表面や側面の後に「積」がついたものとして、表面積や側面積という言葉が挙げられます。
これら表面積や側面積とは、単純に対応する部分の面積を指しているわけです。
つまり、表面に相当する部分の面積が表面積で、側面積に相当する部分の面積が側面積となるのです。
これらが表面積と側面積の違いです。
まとめ
ここでは、表面と側面、表面積と側面積の違いや意味について確認しました。
表面はいわゆる表に出ている面を指し、円柱等の図形であれば、上面、底面、側面を合わせたすべての面といえます。
つまり、側面は表面の一部なのです。
また、表面積や側面積は各部位の面積を指します。
さまざまな専門用語を理解し、業務に役立てていきましょう。
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