算数、数学、SPI、公務員の試験問題として、よく年齢算に関する問題がよく出題されます。
中でも、父の年齢と子の年齢に関する問題の出題頻度が高く、以下でこの計算問題の解き方について解説していきます。
父の年齢の連立方程式の計算問題と解法
それでは、父の年齢と子の年齢に関する年齢算の計算を行ってみましょう、
例題1
ある父と子の年の差は25歳であり、5年後に丁度父の年齢が子の年齢の2倍になります。
この場合の現在の父と子の年齢はいくつでしょうか。
解答2
この問題では、連立方程式を使用して父の年齢やこの年齢を求めていきます。
現在の子の年齢をx歳とすると、父の年齢はx + 25歳となります。
すると5年後には、子供はx+5歳、父はx+30歳となるわけです。
この比率が丁度2倍になっているわけなので、2(x+5)=x+30 ⇄ 2x + 10 = x+30 ⇄ x=20歳と求めることができるわけです。
つまり、現在の子供の年齢が20歳、父の年齢が45歳と連立方程式を使用し計算することができました。
年齢と2倍、3倍に関する計算問題の解き方【年齢と比率の求め方】
さらに、父の年齢のと子の年齢の差ではなく、比率で表される(2倍、3倍等)場合の計算方法について確認していきます。
例題2
現在父の年齢は子の年齢の4倍で10年後には2倍になる。現在の子の年齢はいくつか。
解答2
これも連立方程式を用いて求めていきます。
まず、現在の子供の年齢をxとすると、父の年齢は4xと表現することができます。
そして、10年後における父の年齢と子の年齢の各々は、4x+10と、x+10と表せます。
よって、2(x+10)= 4x + 10 となるため、2x + 20 = 4x + 10 ⇄ 2x = 10 ⇄ x = 5 と計算することができました。
よって、現在の父の年齢が20歳、子供が5歳と求められるわけです。
ちょっと非現実的ですが笑。
このようにして、比率での父の年齢を計算する問題も解くことができるのです。
まとめ 父の年齢等の連立方程式の計算問題
ここでは、代表的な年齢算の問題である父と子の年齢の連立方程式の計算の仕方について解説しました。
基本的には、実際の状況の方程式を立て、その連立方程式の計算を行うだけで、年齢算は解けます。
各計算に慣れ、スムーズに問題を置けるようにしておきましょう。
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