よく営業の商談や電話応対などにおいて、うまく商談がまとまる(成約した)割合である、成約率(商談率、獲得率、契約率などど呼ぶ)を求めることが必要となるケースがあります。
このような場面において、この契約率、商談率を計算するにはどのように対処するといいのか理解していますか。
ここでは、これら成約率、契約率等の計算方法について解説していきます。
成約率の計算方法(商談率、獲得率、契約率アポ率などど呼ぶ)
この営業などの商談において、その商談がまとまった比率(成約率)を求めるためには、成約件数とすべての商談などの件数がわかっている必要があります。
そして、具体的な計算式としては、成約率=成約件数をすべての案件の件数で割ったものとなります。
なお、これは比率表記であるため単位がない無次元数となりますが、百分率表記にしたい場合はこの数値に×100をして単位の%をつけるといいです。
また、この成約率は先にも述べたように業界によって呼び方がことなり、商談率、契約率、獲得率、案件化率、アポ率などとも呼ぶことを理解しておくといいです。
契約率の計算問題を解いてみよう
それでは、これら契約率、商談率等の求め方に慣れるためにも実際に練習問題を解いていきましょう。
・例題1
ある営業マンは合計で30件の案件をまわり、そのうちの6件が商談成立となり、成約できました。
この場合の成約率はいくらと計算できるのでしょうか。
・解答1
上の成約率、契約率の計算式に従って求めていきます。
6 ÷ 30 = 0.2の割合で商談が決まったことがわかります。
なお、この成約率はパーセント表記にすると20パーセントと求めることが可能です。
続いてもう一題も計算していきましょう。
・例題2
あるテレアポ企業において担当者のaさんは500件電話をして、10件成約を果たしました。
この場合のアポ率(契約率)はいくらと計算できるのでしょうか。
・解答2
上の変換式を元に問題を解きます。
10 ÷ 500 = 0.02 = 2パーセントという成約率と計算できました。
まとめ
ここでは、成約率(商談率)の求め方について解説しました。
成約率は、成約した数÷トータルの数で計算できます。パーセント表記したければ、この数値に500をかけるといいです。
なお、成約率は獲得率、案件化率、商談率、テレアポなどのアポ率などともいうことをおぼえておくといいです。
各ビジネス用語になれ、毎日の生活をより快適に過ごしていきましょう。
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