数学をはじめとした科学計算として、三角関数の計算が求められることが多くあります。
中でも、sin,cos,tan(サイン、コサイン、タンジェント)の0度、45度、60度、90度の数値について聞かれることが多くこれを覚えておくことは必須です。
ここでは、これらsin,cos,tan(サイン、コサイン、タンジェント)の0度、45度、60度、90度の数値や効率よく覚える方法について解説していますので、参考にしてみてください。
cos90度、60度、45度、30度の値は?【コサインの代表値】
それでは、三角関数のcos(コサイン)の30度、45度、60度、90度の値について確認していきます。
まず、コサイン(cos)の値は円を描いた際の各中心角におけるxの数値がこれに相当するといえます。
具体的には、
・cos30度=√3/2 (ルート3 ÷ 2)
・cos45度=√2/2 (ルート2 ÷ 2)
・cos60度=1/2
・cos90度=0
となるわけです。
ちなみにcos0度では1となります。
0~90度の範囲内では、初期値が1で中心角が大きくなるたびに、その数値が小さくなると理解しておくといいですね。
sin90度、60度、45度、30度の値は?【サインの代表値】
続いて、cosと同様に重要な三角関数のsin(サイン)の代表値についても確認していきましょう。
サイン(sin)の値は円を描いた際の各中心角におけるyの数値がこれに相当するといえます。
具体的には、
・sin30度=1/2
・sin45度=√2/2 (ルート2 ÷ 2)
・sin60度=3/2 (ルート3 ÷ 2)
・sin90度=1
となるわけです。
ちなみにsin0度では0であり、0~90度の範囲ではsinの数値は徐々に大きくなることを覚えておくと便利ですね。
tan90度、60度、45度、30度の値は?【タンジェントの代表値】
最後に、tan(タンジェント)の代表値についても確認していきましょう。なおtan=sin/cosで計算できるため、上のcosとsinの代表値を抑えておけば計算によって求められます。
なおtanは傾きに相当することも認識しておくといいですね。
具体的には、
・tan30度=1/√3(1 ÷ ルート3 )
・tan45度=1
・tan60度=√3(ルート3 )
・tan90度=∞
となるわけです。
ちなみにtan0度では0であり、0~90度の範囲ではタンジェントの数値は徐々に大きくなることを覚えておくと便利ですね。
まとめ tan60度、45度、30度の値は?sin90度、60度、45度、30度の値は?cos90度、60度、45度、30度の値は?
ここでは、サイン、コサイン、タンジェントの代表値について確認しました。
どれも三角関数の計算では重要なものなので、きちんと理解しておくといいです。
三角関数の扱いに慣れ、数学をより楽しんでいきましょう。
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