私たちが生活している中で字はわかるけれども読めない漢字と遭遇することがあるでしょう。
ただ、このような漢字を覚えていないと何かと生活で困ることもあるため、理解しておくといいです。
中でもここでは赤へんに赤（赫）の読み方は？赤へんに文の読み方や意味は？赤へんに者（赭）の意味や読み方は？赤へんにこざと（郝）の読み方や意味は？について訓読みと音読み別に解説していきます。
赤へんに赤（赫）の読み方や意味は？【漢字の読み方】
それではまず赤へんに赤と漢字の「赫」の読み方について確認していきましょう。
赤へんに赤と漢字と書く「赫」の読み方は
・音読み：かく
・訓読み：あか（い）、かがや（く）、さか（ん）
と読みます。
この「赫」の意味は「あかるい」「かがやく」「いかる」「あつい」などの意味があります。この赤は火の色を指し、重ねて使うことで光り輝くさまを表しています。「炎」という漢字と意味は近いかもしれません。また勢いが盛んなさまという意味もあります。
ものすごく暑くなりそうな漢字ですね。 ちなみに、こういった同じ漢字が連なる漢字はまだまだたくさんあります。皆さんも素敵な漢字の世界に足を踏み入れてはいかがですか？
赤へんに文の読み方や意味は？
続いて赤へんに文のような漢字「赦」の読み方や意味についても確認していきます。実際のところは赤へんに文ではなく、赤へんに攵が正しいです。
赤へんに攵と記載する漢字の「赦」の読み方は
・音読み：しゃ
・訓読み：ゆる（す）
と読みます。
この「赦」の意味は「罪を許す」という意味があります。
日本には大化の改新からこの制度が伝わり、統治者が囚人の刑を緩め、多少の罪を許す行為が、以降徐々に広まっていきました。「赦」は主に、常赦，大赦，非常赦の3種があり，許す犯罪の範囲がそれぞれ違いました。室町幕府以降は幕府からも出されていました。
ちなみにこの漢字は、漢字検定3級に出る漢字で常用漢字になります。「許」と一緒に覚えておけばいいですね。
赤へんに者（赭）の読み方や意味は？
さらに、赤へんに者（赭）の読み方や意味についても確認していきます。
この漢字の「赭」の読み方は
・音読み：しゃ
・訓読み：あかつち、あか（い）、あか
と読みます。
この「赭」の意味は「赤い土」「赤い色」などがあります。
この「赭」が指す「赤い土」は酸化鉄が含まれる土で、瓦や陶器の原料になり、また赤色の染料などにもなっています。またその色に伴って、赤い色を指す漢字にもなりました。
他にも、木が生えてなく土がむき出しになったはげ山にも使われるようになりました。
ちなみに、「赭」の右側の漢字は少し「者」とは違いますが、これは徐々に変化していったためであり、意味合いは同じになります。
赤へんにこざと（郝）の読み方や意味は？
赤へんにこざとと記載する漢字の「郝」の読み方は
・音読み：かく
・訓読み：「情報なし」
と読みます。
この「郝」は中国にある地名や姓の字に使われている漢字になります。
日本には伝わっていない漢字のようなので、残念ながら訓読みの情報はありませんでした。
ちなみに、中華人民共和国の姓の字の多い順で、2007年に調査したところ88番目に多い姓の字だということが分かったそうです。
まとめ 赤へんに者（赭）や赤へんにこざと（郝）の読み方や意味は？
ここでは、赤へんに赤（赫）の意味や読み方は？赤へんに文の読み方や意味は？赤へんに者（赭）の意味や読み方は？赤へんにこざと（郝）の読み方や意味は？について解説しました。
どれも難しい漢字のためこの機会に理解しておくといいです。
さまざまな漢字の意味や読み方を学び、日々の生活に役立てていきましょう。
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