科学的な解析をする際によく単位変換(換算)が必要となることがあります。
例えば、圧力や応力の単位としてatm(アトム)やbar(バール)を使用することがありますが、これらの変換(換算)方法について理解していますか。
ここでは、これら「1atm(アトム)は何barなのか」「1barは何atm(アトム)なのか」というbar(バール)とatm(アトム)の単位変換(換算)方法について確認していきます。
atm(アトム)とbar(バール)の換算(変換)方法は?【圧力の単位:1atmは何bar?1barは何atmか】
atmとは圧力を表す代表的な単位の一つであり、SI系ではないものの大気圧を定義する非常に重要な単位といえます。1atm=101325Paと定義されています。
また、同様にメートル法での圧力の単位としてbar(バール)というものも使用し、1bar=100000Paという換算式も成り立つのです。
よって、1atm=1.01325barという変換式が成り立つのです。逆に、1Paは何barかと聞かれれば、1bar=0.9869atmと換算できます。
なお、atm(アトム)とbar(バール)ではどちらが大きいのかわからなくなることもあるので、十分に注意するといいです。
atm(アトム)とbar(バール)の換算(変換)の計算問題を解いてみよう【1atmは何bar?1barは何atm?】】
それでは、atm(アトム)とbar(バール)の変換(換算)に慣れるためにも計算問題を解いていきましょう。
・例題1
2atmは何barと換算できるでしょうか。
・解答1
上の定義式を元に計算していきます。
すると、2 × 1.01325=約2.03bar(バール)と求めることができるのです。
逆にbarからatmへの単位変換も行っていきましょう。
・例題2
5barは何atmと計算できるでしょうか。
・解答2
こちらも上の換算式の逆の対応を行っていきます。
5 × 0.9869=約4.93atmと求められるのです。
まとめ【バールとアトムの換算(変換)方法】
ここでは、atm(アトム)とbar(バール)の変換(換算)方法について確認しました。
armもbarも圧力の単位であり
・1atm=1.01325bar
・1bar=0.9869atm
と変換できます。
単位換算に慣れ、業務の効率化を図っていきましょう。
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