算数・数学の計算やSPIの問題を解く際に最小公倍数を求める必要が出てくることがあります。
中でも最小公倍数の問題としてわかりにくいものに「4と9の最小公倍数や4と12の最小公倍数」などがありますが、この解き方について理解していますか。
ここでは、この最小公倍数の求め方の具体例として4と9の最小公倍数は?4と12の最小公倍数は?について解説していきますので、参考にしてみてください。
4と9の最小公倍数は?
それでは以下で4と9の最小公倍数の計算方法について確認していきます。
まず最小公倍数とは各々の数を2倍、3倍・・・としていった際に、最初に同じ数値になったものを指します。
具体的に4と9の最小公倍数を計算するために、各々の倍数を挙げましょう。
・4の倍数
→4、8、12、16、20、24、28、32、36・・・
・9の倍数
→9、18、27、36・・・
となるわけです。
この時「36」が4と9の両方の倍数として表れているために、これが4と9の最小公倍数にあたることがわかりました。
4と9には共通の約数がない組み合わせであり、このような場合では「各々を掛け合わせたものが最小公倍数となる(4×9=36)」ことも覚えておくといいですね。
なお基本的に最小公倍数の数え上げでは、大きい方の数字の倍数を先に挙げ(今回では9の倍数)、その中にもう一方の数字の倍数がないかと確認する方が効率よく求められるため、ぜひ試してみてくださいね。
4と12の最小公倍数は?【計算問題】
続いて、4と12の最小公倍数についても見ていきましょう。
4と12の最小公倍数を求める場合でも、上と同じように各々の倍数を挙げていきます。
4の倍数
→4、8、12、16、20、24、28、32、36・・・
・12の倍数
→12・・・
すると、12の最初の倍数(つまり12自体)が4と12の最小公倍数となることがわかりました。
これは12の約数として4が含まれるため(12は4で割りきれる)、最小公倍数もこの値になるわけですね。
小さい方の数が大きい方の数の約数の場合は「大きい方の数自体が最小公倍数」と理解しておくといいです。
まとめ 4と12の最小公倍数は?4と9の最小公倍数は?
ここでは、4と9の最小公倍数は?4と12の最小公倍数という問題を通して、最小公倍数の求め方を解説しました。
慣れていないと最小公倍数の計算は対応できないため、この機会に覚えておくといいです。
さまざまな計算を学び、日々の生活に役立てていきましょう。
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