科学的な解析を行う時などに、よく専門用語が出てくることがあります。
これらの用語を理解していないと各処理ができないことが多く、きちんと学んでおくことが大切です。
例えば、面積の単位として平方メートルやm2や平米(ヘイベイ)などの言葉を聞くときがありますが、これらの意味や読み方や記号について理解していますか。
ここでは、平方メートルの意味とm2や平米との違い、一辺の長さの単位であるメートルとの変換の計算方法について解説していきます
平方メートルの意味や記号は?m2や平米との違いは?【面積の単位】
まずは、面積の単位の平方メートルの意味について解説していきます
1平方メートルとは、正方形における一辺1メートル×1メートルなどの面積の大きさを意味します。
以下のようなイメージです。
なお、正方形でなく、長辺と短辺の長さが違う長方形であっても、各辺の長さの数値をを掛け合わせた値が1となれば、1平方メートルとなるわけです。
例えば、長辺2m、短辺0.5mで構成される長方形の面積も1平方メートル(1m2)と計算できるのです。
なお、平方メートルは記号で表すとm2と記載できます。この数字の2は基本的に上付き文字にするといいです。また、この平方メートル(m2)は別の言い方としては平米(ヘイベイ)とも呼ぶことも合わせて覚えておきましょう。
つまり、平方メートルとm2と平米(ヘイベイ)の違いは読み方のみであり、意味は同じなのです。
平方メートル(m2)とメートル(m)の換算(変換)の計算問題【面積から一辺の長さを求める方法】
なお、平方メートル(m2、平米)の意味や記号の理解を深めるためにも、実際に平方メートル(m2)とメートル(m)の変換の計算問題を解いていきましょう。
この時、計算の簡略化のために正方形の平方メートル(m2)から一辺の長さ(メートル、m)を求めていく練習をします
・例題1
ある面積が9平方メートルの土地があるとします。
土地の形状が正方形の場合、一辺の長さは何メートルと計算できるのでしょうか。
・解答1
平方メートル(m2)からメートル(m)に換算するためには、ルート(平方根)をとっていけばいいです。
具体的には、平方メートルの一辺の長さ=ルート9=3メートル(m)と変換することができるのです。
なお、困ったら以下のように図示してイメージしやすくするのもいいです。
今度はメートルから平方メートルへの変換も実施していきましょう。
例題2
ある正方形の一辺の長さが5メートル(m)の場所があります。この場所の面積を平方メートルで表すといくらと計算できるでしょうか。
解答2
今度は一辺の長さ同士を掛け合わせていきます。
よつて、5 × 5 = 25平方メートルと単位変換できるわけです。
面積の単位としてはこの平方メートル、m2、平米が基本となるので、その意味やメートル(一辺の長さ)との変換方法といった基礎的な項目を押さえていくといいです。
まとめ 平方メートル(m2)とメートル(m)の計算方法など
ここでは、面積の単位の平方メートルの意味や記号m2、平米、メートルなどとの関係について解説しました。
1平方メートルとは、1辺の長さが1メートル×1メートルの正方形の面積を表したものです。なお、正方形だけでなく、長方形などの面積としても表せます。
この時、平方メートルは記号m2で表され、別の読み方で平米ともいうことを併せて理解しておくといいです。
各単位の意味や使い方に慣れ、毎日の生活をより快適に過ごしていきましょう。
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