私たちが生活する中で、さまざまな数値計算が必要となることが多いです。
例えば、コピーや地図や図面やなどにおいて縮尺や尺度の表記として「1/200や1/100や1/50や1/500」などといったものを見かけることがありますが、これらはどのようなことを意味しており、どう変換(換算)できるのかについて理解していますか。
ここでは、この各拡大・縮小の倍率に関する各計算について練習問題を交えて解説していきます。
200分の1から100分の1に変換(拡大)する計算方法【1/200と1/100】
それではまずコピーや図面や地図等における拡大・縮小率の意味について確認していきます。
つまり、実際の長さが200cmの部分に対して縮尺1/200といえば、200×1/200=1cmを表すこととも表現できます。1/100であれば、200×1/100=2cmと計算できます。
このとき100分の1の方が200分の1よりも大きいことがわかります。
なお、200分の1から100分の1に変換するためには、1/100 ÷ 1/200 =2倍=拡大率200%に設定すればいいことがわかります。
拡大するのか縮小するのかわからなくならないよう、どちらの数値の方が大きいのかを考える癖をつけるといいですね。
200分の1から50分の1に変換(拡大)する計算方法【1/200と1/50】
続いて、200分の1から50分の1への変換方法について確認していきましょう。
こちらも倍率が上がっているために、拡大する方向の処理となります。そして、この拡大率を計算するには、1/50 ÷ 1/200 =200/50倍=4倍=拡大率400%に設定すればいいことがわかります。
200分の1から500分の1に変換(拡大)する計算方法【1/200と1/500】
続いて、200分の1から500分の1への変換についても考えていきましょう。
1/500は1/200よりも小さいことから拡大ではなく、縮小を行っていくこととなります。
倍率の計算は上と同じように処理をすればよく、1/500 ÷ 1/200 = 2/5 =0.4 = 40% と変換すればいいことがわかります。
まとめ 1/200と1/100と1/50と1/500の変換(換算)の計算方法
ここでは、1/200と1/100と1/50と1/500の変換(換算)の計算方法について解説しました。
・200分の1から100分の1の倍率:100%(2倍)
・200分の1から50分の1の倍率:400%(4倍)
・200分の1から500分の1の倍率:40%(0.4倍)
という倍率で変換できます。
縮尺などの数値処理に慣れ、毎日に生活をより快適に過ごしていきましょう。
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