私たちが生活している中で字はわかるけれども読めない漢字と遭遇することがあるでしょう。
ただ、この漢字が覚えていないと何かと生活で困ることもあるため、理解しておくといいです。
中でもここではてへんに又と虫(掻)の読み方や意味は?てへんに是(提)の読み方や意味は?てへんに星(捏)の読み方や意味は?てへんに祭(擦)の読み方や意味は?について訓読みと音読み別に解説していきます。
てへんに又と虫(掻)の読み方や意味は?
それではまず、てへんに又と虫と漢字の「掻」の読み方について確認していきます。
てへんに又と虫と記載する漢字の「掻」の読み方は
・音読み:そう
・訓読み:か(く)
と読みます。
この掻の意味は、
①かく・つめでひっかく
②さわぐ・せかせかとさわぐ・さわがしい
です。
「掻」は「搔」の簡易慣用字体(かんいかんようじたい)になります。簡易慣用字体とは、常用漢字を簡単にした文字のうち、印刷に使われる文字体と入れ替えても支障のない文字のことです。簡易慣用字体は他に、「禱=祷」「啞=唖」「嚙=噛」などがあげられます。
てへんに是(提)の読み方や意味は?
続いて、てへんに是(提)の読み方や意味についても確認していきましょう。
てへんに是と記載する漢字の「提」の読み方は
・音読み:てい・だい・ちょう
・訓読み:さ(げる)・ひっさ(げる)・ひさげ
と読みます。
この提の意味は、
①さげる・手にさげて持つ・ひっさげる
②差し出す・持ち出す・かかげる・取り出す
→有名な熟語では「提案(ていあん)」「提起(ていき)」「提供(ていきょう)」「提出(ていしゅつ)」「提唱(ていしょう)」が挙げられます。
③手をつなぐ・助け合い
→代表的な熟語では「提携(ていけい)」がありますね
④先に立って引き連れる・統(す)べる
です。
「提」がつく難読漢字に「提灯」があります。これは「ちょうちん」と読みます。「提」も「灯」も難しい漢字ではありませんが、「提灯」と熟語になると難読ですね。読めると自慢できるので、覚えておきましょう。
てへんに星(捏)の読み方や意味は?
さらに、てへんに星(捏)の読み方や意味についても確認していきましょう。
なおてへんに星と検索する方では、似たような漢字の捏を意図して検索していることが多いので、これの意味や読み方をみていきましょう。
・音読み:ねつ・でつ
・訓読み:こ(ねる)・つく(ねる)
と読みます。
この捏の意味は、
①こねる・ひねる・こねまわす
②でっちあげる・こじつける
→有名なものでは「捏造(ねつぞう)」
③ 魚肉や鶏肉などのすり身を団子状や棒状に成形した食品
です。
つくねを漢字で書くと「捏ね」になりますが、捏造の「捏」という文字が使われていることに驚く人もいるのではないでしょうか。
まとめ てへんに是(提)やてへんに星(捏)の読み方や意味は?
ここでは、てへんに又と虫(掻)の読み方や意味は?てへんに是(提)の読み方や意味は?てへんに星(捏)の読み方や意味は?について確認していきました。
どれも難しい漢字のためこの機会に理解しておくといいです。
さまざまな漢字の意味や読み方を学び、日々の生活に役立てていきましょう。
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