私たちが生活している中で字はわかるけれども読めない漢字と遭遇することがあるでしょう。
ただ、この漢字が覚えていないと何かと生活で困ることもあるため、理解しておくといいです。
中でもここでは「てへんに皮(披)の読み方や意味は?てへんに快の右側(抉)の読み方や意味は?てへんに雷(擂)の読み方や意味は?てへんに活の右側(括)の読み方や意味は?」について訓読みと音読み別に解説していきます。
てへんに皮(披)の読み方や意味は?
まず、てへんに皮(披)の読み方や意味について確認していきます。
てへんに皮と表記する漢字の「披」の読み方は
・音読み:ひ
・訓読み:ひら(く)
と読みます。
この漢字はてへんに獣のかわをはぎとるの意味を表す「皮」が合わさって、手を付し、皮をひらくの意味を持ちます。
そこから、「ひらく」「分ける」「身につける」「なびく」という意味を表します。また、「披露(ひろう)」は日本固有の読みで「広く人に発表する」を表します。
この漢字の音読みは右側の「皮」と同じ「ひ」の音なので覚えやすいですね。
てへんに快の右側(抉)の読み方や意味は?
次に、てへんに快の右側(抉)の読み方や意味について確認していきます。
てへんに快の右側と表記する漢字の「抉」の読み方は
・音読み:けつ
・訓読み:えぐ(る)、こ(じる)
と読みます。
この漢字はてへんにえぐるの意味を表す「夬(かい)」が合わさって、「手を付し、えぐる」を意味します。そこから、「えぐりだす、ほじくる」また、「あばく、「隠れていたものを手でかきだす」も意味します。さらに弓を射るときにはめる指を保護するための道具の「ゆがけ」も表します。
この漢字の音読みは、音符の「夬」の「かい」とは違う音なので間違えやすいので注意しましょう。
てへんに雷(擂)の読み方や意味は?
続いて、てへんに雷(擂)の読み方や意味についても確認していきましょう。
てへんに雷と表記する漢字「擂」の読みは、
・音読み:らい
・訓読み:う(つ)、す(る)、みが(く)
と読みます。
この漢字は臼などで押しつぶして細かくすることを表す「する。すりつぶす。」を意味します。また、「落とす。降ろす。」や「うつ。たたく」も表します。
「擂る」は日本人にとって身近な動作であるため、お世辞を言ったり気にいられたりするようにふるまうことを表す「胡麻を擂る」や大雑把なことをするたとえの「擂り粉木で重箱を洗う」など多くのことわざや慣用句で使われています。
この漢字の音読みは音符の「雷」の「らい」と同じ音なので覚えやすいですね。
てへんに活の右側(括)の読み方や意味は?
最後に、てへんに活の右側(括)の読み方や意味について確認していきます。
てへんに活の右側と表記する漢字「括」の読みは
音読み:かつ
訓読み:くく(る)、くび(る)、くび(れる)
と読みます。
この漢字の音符「舌」は會(会)に通じ、合わせるの意味があります。それが、てへんと合わさって手でまとめ合わせるの意味を表します。
よって、「くくる。たばねる。まとめる。」を意味します。また、弓の弦にかける矢の末端部分の「矢はず」も表します。さらに日本固有の意味をして、「くびれる。くびる。物の中ほどが他の部分よりも細くなっている。」を表します。
まとめ てへんに雷(擂)の読み方や意味は?てへんに活の右側(括)の読み方や意味は?
ここでは、てへんに皮(披)の読み方や意味は?てへんに快の右側(抉)の読み方や意味は?てへんに雷(擂)の読み方や意味は?てへんに活の右側(括)の読み方や意味は?について解説しました。
どれも難しい漢字のため、この機会に理解しておくといいです。
さまざまな漢字を理解し毎日の生活に役立てていきましょう。
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