ビジネスや算数・数学・SPIの場面で価格に関する計算が必要となることが多いです。
例えば、利益率の10%(1割)、20%(2割)、30%(3割)などを求めたいケースがありますが、これらの計算方法について理解していますか。
ここでは利益率の10%(1割)、20%(2割)、30%(3割)の計算方法について具体例を交えて解説していきます。
利益率の10パーセント(1割)の計算方法?【物販などの製品と利益率】
それではまず利益率の10%(1割)の求め方について解説していきます。
例えば、ある店舗である製品を販売しようとしており、その仕入れ値は10000円です。
そして、この製品に利益率を10パーセント上乗せして、製品の値段にしたい場合には、利益率10%をつけた値段=仕入れ値÷(1-0.1(利益率))=仕入れ値÷0.9と計算するといいです。
今回の例では、10000÷0.9 =約11111円が製品の値段になります。
なお製品だけでなくサービスなどであっても同じように利益率10パーセントの計算ができることを理解しておくといいです。
(今回はわかりやすいよう手数料や消費税などの計算は省略しています)
利益率の20パーセント(2割)の計算方法?【物販】
続いて利益率の20%(2割)の求め方についても解説していきます。こちらも上と同じよう計算すればいいです。
上と同様ある店舗である製品を販売しようとしており、その仕入れ値は10000円、利益率20パーセントを上乗せして、製品の値段にしたい場合には、利益率20%をつけた値段=仕入れ値÷(1-0.2(利益率)=仕入れ値÷0.8と計算できます。
今回の場合では、10000円÷0.8=12500円と求めることができるのです。
利益率の30パーセント(3割)の計算方法は?
続いて物販などの製品の利益率30%(3割)の求め方についても解説していきます。
こちらも上と同じように計算すればよく、仕入れ値を10000円としますと、 10000 ÷ 0.7 = 約14286円が利益率30パーセントを乗せて金額と計算できます。
このようにして利益率とパーセントや割合の計算ができることを理解しておきましょう。
まとめ 利益率30パーセントや20パーセントや10パーセントの計算方法
ここでは、利益率30パーセントや20パーセントや10パーセントの計算方法について解説しました。
・利益率を10パーセント上乗せした値段=仕入れ値÷0.9
・利益率を20パーセント上乗せした値段=仕入れ値÷0.8
・利益率を30パーセント上乗せした値段=仕入れ値÷0.7
といえます。
さまざまな金額に関する計算に慣れ、毎日の生活に役立てていきましょう。
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