私たちが生活している中で字はわかるけれども読めない漢字と遭遇することがあるでしょう。
ただ、このような漢字を覚えていないと何かと生活で困ることもあるため、理解しておくといいです。
中でもここではにくづきに非(月へんに非)(腓)の読み方は?にくづきに奏(腠)の読み方や意味は?にくづきに長(脹)の読み方は?にくづきに広(月へんに広)(肱)の読み方や意味は?について訓読みと音読み別に解説していきます。
にくづきに非(月へんに非)(腓)の読み方や意味は?
それではまずにくづきに非(月へんに非)と記載する漢字の「腓」の読み方や意味について確認していきます。
にくづきに非(月へんに非)と記載する漢字の「腓」の読み方は
・音読み:ひ
・訓読み:こむら、ふくらはぎ
と読みます。
この腓という漢字の意味は、こむら、すねの後ろのふくらんだところ、ふくらはぎのことです。
腓を使用した言葉には、ふくらはぎの筋肉がけいれんを起こすことを意味する「腓返り」(こむらがえり)や、膝から下の2本の骨のうち外側の骨を意味する「腓骨」(ひこつ)などがあります。
読み方は、これらの言葉や漢字の意味と合わせて覚えると良いでしょう。
「月」がつく漢字の部首は、「つきへん」、「にくづき」がありますが、腓の部首は「にくづき」です。
にくづきに奏(腠)の読み方や意味は?
続いてにくづきに奏(腠)の読み方や意味についても確認していきましょう。
にくづきに奏と記載する漢字の「腠」の読み方は
・音読み:そう
・訓読み:
と読みます。
腠の訓読みはありません。
この腠という漢字の意味は、はだ、はだのきめのことです。
腠を使用した言葉は、日常あまり見る機会がありませんが、東洋医学に関連する話題などで、肌のきめを意味する「腠理」(そうり)などを目にすることがあるかも知れません。
「そう」の読みは、これらの言葉から覚えるか、腠の右側の「奏」と同じ読みと覚えると良いでしょう。
なお、腠の部首は「にくづき」です。
にくづきに長(脹)の読み方や意味は?
さらにはにくづきに長(脹)の読み方や意味についても確認していきましょう。
にくづきに長と記載する漢字の「脹」の読み方は
・音読み:ちょう
・訓読み:は(れる)、ふく(れる)、ふく(よか)
と読みます。
この脹という漢字の意味は、ふくれる、腹がはることです。
また、皮膚がはれるという意味があります。他に、ふくよか、ふっくらしているさまを意味します。
脹を使用した言葉には、「膨脹」(ぼうちょう)や、「着脹れ」(きぶくれ)などがありますが、それぞれ「膨張」、「着膨れ」と別の漢字で記載されることも多いので、あまり日常でよく見る漢字ではないかもしれません。
他に、炎症などによって身体の一部が腫れることを意味する「腫脹」(しゅちょう)などは、医学関係の話題で目にするかもしれません。
なお、脹の部首は「にくづき」です。
にくづきに広(月へんに広)(肱)の読み方や意味は?
にくづきに広(月へんに広)と記載する漢字の「肱」の読み方は
・音読み:こう
・訓読み:ひじ
と読みます。
この肱の意味としては、ひじ、かいなのことです。
肱を使用した言葉には、信頼できる家臣のことを意味する「股肱」(ここう)などがあります。
また、肱は地名や苗字にも使われているので、地名や人名などで見る機会があるかも知れません。
なお、肱の部首は「にくづき」です。
まとめ にくづきに長(脹)やにくづきに広(月へんに広)(肱)の読み方や意味は?
ここでは、にくづきに非(月へんに非)(腓)の意味や読み方は?にくづきに奏(腠)の読み方や意味は?にくづきに長(脹)の意味や読み方は?にくづきに広(月へんに広)(肱)の読み方や意味は?について解説しました。
どれも難しい漢字のためこの機会に理解しておくといいです。
さまざまな漢字の意味や読み方を学び、日々の生活に活かしていきましょう。
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