目途と目処の違いと使い分け

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日常生活において、良く「職場復帰のめどがたたない」「今年の売り上げのめどは100万円」など「めど」という言葉をよく聞きますよね。

ただ、この「めど」は「目処」と「目途」の2通りの漢字で記載することができますが、これらの違いや使い分けについて理解していますか。

ここでは「目処」と「目途」の違いや使用方法について、例文を交えて解説していきます。

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目途の意味は?

まずは、目途の意味について確認していきます。

目途とは「本来ではあらゆる見通し・見込み・目安」のことを指す言葉ですが、現代では特に「目標・目的を見据えた見通し・見込み」のことを指すといえます。

なお、目途の読み方としては「めど」「もくと」などとあります。ここで、目途は「もくと」の方が本来の読み方のようです。時代の流れとともに、目途を「めど」を呼ぶようになっていったわけです。

「今期の弊社の利益は2億円が目途となっています」などと、2億円の利益を達成させるという目的・目標としての見込みを表現したいときには、こちらの目途を使っていくわけです。

よって、文章を書いており「めど」と記載したいケースでは、それが目標と置き換えられるのかどうかを判断基準とするといいです。

目処の意味は?目途との違いは?

一方で、処がつく方の目処はどのような意味を持つのか確認していきます。

こちらの目処は、目途と同様に見込み・目当てという意味はあるものの、それ自体が目的・目標となっていないといえます。つまり、目処は目途の一部であるとも考えることができます。

ただ、いまでは「目処」は「見通し・目標となっていない予定」といったニュアンスで使用されることがほとんどなのです。

例えば、「職場を長期休暇しているものの復帰の目処(見通し)が立たない」などと表現するわけです。

しかし目処における「処」は正式な漢字の一覧である常用漢字表というものには記載されていないことから、公的な文書においては、「目途」の記載で統一されます。

以下のようなものです。

https://www.nichibenren.or.jp/document/opinion/year/2015/151218.htmlより引用

公式書類では、このように「目途」を使用するべきではありますが、普通の口語的な文章メールなどでのコミュニケーションの一環としては「目途」も「目処」もどちらも使用しても問題ないです。

改めてまとめますと「目途」と「目処」の違いは、

・目途は目標、目的を含んだ見通し
・目処は目標が特にない見通し・予定
・公的な文書には目途で統一

と理解しておくといいです。

目途と目処の使い分けと違い

それでは、目途と目処を違いを理解するためにも、実際の例文を確認していきましょう。

まずは「目途」を使用した例文から確認していきます。

・当社の売り上げにおける利益率は50%を超える目途といえます。
・今回のシステム開発の案件はあと1週間の目途で終わる。
・機械が故障したため、3時間を目途として復旧作業に入る。

などと「期限などが定められた目標・目的」として「目途」が使用されるといえます。

続いて、目処の使用方法を確認していきます。

・大けがをしたため、職場復帰をする目処が立たない
・ある装置が壊れたが、修理のためのおおよその目処が立った
・電車が大幅に遅れが、これがいつ元に戻るのか目処がつかない

などと「目安」「具体的な目標が定まっていない見通し」のことを表現しています。

まとめ 「目途」と「目処」の違いや使い分け

ここでは「目途」と「目処」の違いや使い分けについて解説しました。

「目途」は本来は見通し全般のことを指しますが、今では目標、目的を含んだ見通しに対して使う用語といえます。

一方で「目処」は目標が特にない見通し・予定(目安)に近い意味を持ちます。

つまり、本来の用語としては目処は目途の一部であると考えられることや、常用漢字表には「処」という言葉が無いことから、公的な文書には目途で統一して使われます。

目途と目処の違いと使用方法を理解し、より円滑なコミュニケーションを取っていきましょう。

 

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