科学的な解析を行ったり、日常生活を過ごしていたりすると、よく分速や時速の計算が求められるケースが多くあります。
ただ、これら分速や秒速は状況に応じて使い分ける必要があるために、相互変換できるようにしておくといいです。
ここでは、これら分速や秒速の意味や計算方法、分速の記号等について解説していきます。
分速と秒速の意味と変換(換算)方法は?分速の記号は?
まず、分速の意味について確認していきます。分速とは言葉の通り、1分あたりに進む速度のことを指しています。
そして、分速の場合、移動する距離の単位としてはメートル(m)を使用するケースが多く、分速メートル(m/分、m/min)などの記号で表す割合が高いです。
一方で、秒速とは1秒あたりに移動する距離のことを指す単位です。こちらも移動距離としてメートル(m)を使用するケースがほとんどであり、秒速メートル(m//秒,m/s)といった記号で基本的には表記します。
ここで、1分=60秒であるため、秒速amは分速に変換すると、分速60amとなります。
逆に分速bmを秒速に換算したとすると、秒速b/60 メートルと計算できるのです。
分速と秒速の換算(変換)の計算問題を解いてみよう
それでは、分速と秒速の扱いに慣れるためにも、実際に計算問題を解いていきましょう。
・問題1
分速180メートルは秒速何メートル?
・解答1
上述の分速と秒速の計算式を元に計算していきます。
180 ÷ 60 = 3m/秒と計算することができました。
逆に、秒速から分速への換算も行ってみましょう。
・問題2
秒速2m/sは分速に換算するといくらになるでしょうか。
・解答2
2 × 60 =120m/minと求めることができるのです。
まとめ
ここでは、分速と秒速の意味や違い、計算方法について確認しました。
分速とは1分あたりに進む距離のことを指し、秒速とは1秒あたりに進む距離のことを示しています。
なお、分速でも秒速でも移動距離の単位としてメートル(m)を使用するのがほとんどであるため、m/sやm/minという記号で記載するのが基本です。
よって、秒速メートル×60=分速メートルとなることを理解しておくといいです。
科学的な用語を理解して、毎日の生活をより楽しんでいきましょう。
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