日常生活などにおいてよく「どっちがお得か」を計算する必要がある場面に遭遇します。
ただ、コスパの求め方について慣れていないとすぐに対処することができず、困ることもあるといえます。
ここでは、この「どちらの方がお得か」を算出する方法について確認していきます。
どっちの方が得かを計算する方法【コスパの求め方】
コストパフォーマンス(コスパ)は、ある製品の値段をその製品の比較するパラメータ(重量:グラムや体積:ミリリットル)などで割ることで算出できます。
この「どちらが得か」を求める際には、以下のような計算式を活用していくことになります。つまりは単位量あたりの値段を計算していけばいいのです。
この単位量あたりのコストが小さければ「コスパがいい」、つまり「よりお得である」といえるわけなのです。
つまり、ある製品1ではAgでB円であったとし、製品2ではCgでD円であったとき、B/Aを行った数値とD/Cを実行した数値を比較し、数値が小さいと「得になる」といった具合です。
割る数と割られる数が混同しないように気を付けるといいです。
コスパの計算問題を解いてみよう【どっちがお得?】
このように、どちらの商品の方が得なのかについて求めることができるわけですが、具体的にはどのような計算を行っていくといいのでしょうか。
以下で練習問題を解くことによって計算していきましょう。
どっちがお得かの計算問題1
・問題1
ある牛乳Aは500mlで150円であり、もう一方の牛乳は1000ml(1L)で250円でした。どっちの牛乳を買った方が得になるのでしょうか。
・解答1
上のコスパの計算の考え方を採用していきます。すると、牛乳Aの単位量あたりの値段=150 ÷ 500 =0.3円/mlと求めることが可能です。
一方で、牛乳Bの単位量あたりの値段=250 ÷ 1000 =0.25円/mlとなり、数値が小さいこちらの値段の方がコスパがいいと判断できるのです。
どっちがお得かの計算問題2
今度はお肉の値段を考えていきます。
・問題
あるお肉Aでは100gあたり250円であり、もう一方のお肉Bでは150gで300円となっています。この場面でどちらを買った方がお得なのでしょうか。
・解答
上のコスパの求め方に従い計算していきます。
お肉Aの単位量あたりの値段=250÷100=2.5円/gと求めることができます。一方で、お肉Bでは、300÷150=2円/gと計算できます。
つまり、お肉Bの方が得であるとわかるのです。
まとめ
ここでは、コスパの計算方法やその実際に問題を解く方法について確認しました。
どっちがお得かは、値段÷製品の量で求めることができ、この数値が小さいほどコスパがいいと考えることができます。
このとき、割るものと割られるものの関係を間違えないように気を付けるといいです。
日常生活でこのどっちがお得かの計算を活用し、役立てていきましょう。
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