私たちが生活している中で字はわかるけれども読めない漢字と遭遇することがあるでしょう。
ただ、この漢字が覚えていないと何かと生活で困ることもあるため、理解しておくといいです。
中でもここではのぎへんに平(秤)の読み方は?のぎへんに希(稀)の読み方や意味は?のぎへんに肖(稍)の読み方は?のぎへんに組の右(租)の読み方や意味は?について訓読みと音読み別に解説していきます。
のぎへんに平(秤)の読み方や意味は?
それではまずのぎへんに平と記載する漢字の「秤」の読み方や意味について確認していきます。
のぎへんに平と記載する漢字の「秤」の読み方は
・音読み:しょう、びん
・訓読み:はかり
と読みます。
この秤という漢字の意味は、はかり、重さをはかる道具のことです。
また、はかる、重さをはかるという意味があります。
秤を使用した言葉には、学校の理科の実験などでも使用する「上皿天秤」(うわざらてんびん)や、はかりにかけて重さをはかることを意味する「秤量」(しょうりょう、ひょうりょう)などがあります。
これらの言葉と合わせて、「しょう」、「びん」の読み方を覚えると良いでしょう。
のぎへんに希(稀)の読み方や意味は?
続いてのぎへんに希(稀)の読み方や意味についても確認していきましょう。
のぎへんに希と記載する漢字の「稀」の読み方は
・音読み:き、け
・訓読み:まれ、うす(い)
と読みます。
この稀という漢字の意味は、まれ、うすい、まばらです。
稀を使用した言葉には、少なくて珍しいことを意味し、「稀少価値」などと使われる「稀少」(きしょう)、非常に珍しいことを意味する「稀有」(けう)や
液体や気体がうすいこと、また物事への意欲が弱いことを意味する「稀薄」(きはく)などがあります。
これらの言葉や稀の意味と合わせて、稀の読み方を覚えると良いでしょう。
のぎへんに肖(稍)の読み方や意味は?
さらにはのぎへんに肖(稍)の読み方や意味についても確認していきましょう。
のぎへんに肖と記載する漢字の「稍」の読み方は
・音読み:しょう、そう
・訓読み:やや、ようや(く)、すこ(し)、ちい(さい)、ふち
と読みます。
この稍という漢字の意味は、やや、少しのことです。また、ようやく、少しずつという意味があります。そして、小さい、少ないことを意味します。
他に、ふち(扶持)、俸禄という意味があります。
稍を使用した言葉で、日常よく見るものはあまりありませんが、
競馬を観る方は、競馬場の馬場状態を表す「稍重」(ややおも)などで見たことがあるかも知れません。
読み方の「しょう」、「そう」は、稍と漢字の右側が同じ「鞘」も、同様に「しょう」、「そう」と読むことから合わせて覚えるのも一つの方法です。
のぎへんに組の右(租)の読み方や意味は?
のぎへんに組の右と記載する漢字の「租」の読み方は
・音読み:そ
・訓読み:みつぎ
と読みます。
この租の意味としては、みつぎ、年貢、税のことです。
また、金銭を払って借りることを意味します。
租を使用した言葉で、日常よく見るものはあまりありませんが、「租税」(そぜい)などは比較的見る機会がある言葉かもしれません。
他に、歴史に関する話題で、明治時代に行われた「地租改正」(ちそかいせい)なども、目にする機会がある言葉ではないでしょうか。
これらの言葉と合わせて、読み方の「そ」を覚えると良いでしょう。
まとめ のぎへんに肖(稍)やのぎへんに組の右(租)の読み方や意味は?
ここでは、のぎへんに平(秤)の読み方は?のぎへんに希(稀)の読み方や意味は?のぎへんに肖(稍)の読み方は?のぎへんに組の右(租)の読み方や意味は?について解説しました。
どれも難しい漢字のためこの機会に理解しておくといいです。
さまざまな漢字の意味や読み方を学び、日々の生活に役立てていきましょう。
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