科学的な解析を行う際には、その密度や比重が必要となるケースがよくあります。
ただ、その密度が記載されているはもののその単位がkg/m3やg/cm3やg/Lやg/mLやkg/Lなどとさまざまであることから、どの数値が正しいものかわからなくなることも多いです。
そのため、ここでは温度20℃における空気の密度をkg/m3やg/cm3やg/Lやg/mLやkg/Lという各単位でまとめましたので、参考にしてみてください。
空気の密度や比重のまとめ【g/cm3やg/Lやkg/m3やg/mLやkg/L】
まず20℃の空気の密度や比重の数値として1.205や0.001205といった数値をよくみかけますが、これらの数値に続く単位が何なのかわかっていない方が意外と多く、以下で詳細を確認していきます。
空気の密度は1.205kg/m3となる【20度】
空気とっても、その温度によって密度は変化していきます。ここでは良く使用する温度の20℃における空気の密度に着目します。
単位をkg/m3基準で考えると空気の密度は1.205kg/m3となります。
ここで、単位は「 kg/m3」であることをきちんと認識しておくといいです。
空気の密度は 0.001205g/cm3(g/ml)とも記載できる
上述の1.205kg/m3において、1kg=1000kgであることと1m3=1000000cm3を活用すると、1.205×1000/1000000= 0.001205g/cm3 と換算できるのです。
空気の密度においてこちらもg/cm3の単位も良く使うので、覚えておくといいです。
なお、1cm3=1mlと単位は違うものの数値が同じ単位換算ができるため、空気の密度は0.001205g/mlとも記載することができるのです。
空気の密度は 1.205g/Lとも記載できる
上述の空気の密度の0.001205g/cm3において、1cm3=0.001Lであることも活用していきますと、0.001205 ÷0.001=1.205g/Lとも換算できることがわかるのです。
桁数の変化が大きいので計算ミスには十分に注意しましょう。
空気の密度は0.001205kg/L
さらに、上述の空気の密度1.205g/Lにおいて、1g=0.001kgであることを用いると空気の密度1.205÷1000=0.001205kg/Lと変換することができるのです。
単位変換時の計算ミスには十分に気を付けましょう。
空気の比重は 1 【単位はなし】
なお、気体の比重は同じ温度における多少物質の密度と基準物質の密度の比を表しています。
そして、この基準物質自体が空気そのものであるために、必ず空気の比重は1となるわけです。
また比であるため、単位はないことを理解しておくといいです。
まとめ
ここでは、空気の密度や比重の数値と単位の関係について解説しました。
特に、空気の比重はただの1となり単位は無いことを覚えておくといいです。
単位変換になれ、各設計に役立てていきましょう。
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