日常生活においてよく「人口密度」といった言葉を聞くことがよくあるかと思いますが、この人口密度とは何なのか理解していますか。
また、人口密度の計算する必要が出てきた場合にはどのように対処するといいのでしょうか。
ここでは、人口密度の意味や求め方について解説していきます。
人口密度の定義と求め方
それでは、人口密度とは何かについて考えていきます。人口密度とは、単位面積あたりの人口(人)のことを表しており、通常単位面積としてkm2(平方キロメートル)を使用するのが基本です。
人口密度の計算方法としてはある場所にいる人口(人)をその土地の面積(km2)で割ることで求められるものなのです。
なお、人口密度の単位の分母がha(ヘクタール)で表されるときもたまにありますが、このときは面積の単位も基本的にha(ヘクタール)で表記されているため、同じように単純に面積で割るだけでいいのです。
人口密度の計算問題を解いてみよう
上述のように人口密度は言葉の通り「人口に着目した場合の密度」といえるのです。
以下で実際に人口密度を求める問題の計算を行っていきましょう。
・問題
ある地域には200人が住んでおり、この地域の面積は10km2といえます。このときの人口密度はいくらになるでしょうか。
・解答
上の定義式に従って計算していきましょう。
200 ÷ 10 = 20人/km2と求めることができました。割る方と割られる方を勘違いしないように十分に気を付けましょう。
単位がヘクタールを使うときの人口密度を求めてみよう
同様に、今度は人口密度の単位にヘクタール(ha)が含まれる際の計算も行っていきましょう。
・問題
ある地域には150人が住んでおり、この地域の面積は5haといえます。このときの人口密度はいくらになるでしょうか。
・解答
こちらも上の定義式に従って計算していきましょう。
150 ÷ 5 = 3人/haと計算できるのです。今度は単位が人/haとなっていることに注意するといいです。
まとめ
ここでは、人口密度の定義や求め方について解説しました。
人口密度とは言葉の通り、人口を密度で表したものであり、人口÷面積で計算することができます。なお、面積の単位としてはkm2(平方キロメートル)で表記するのが基本ですが、ヘクタール(ha)で記載することもあるため、適宜使い分けていきましょう。
人口密度などの知識を身につけ、日常生活に役立てていきましょう。
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