私たちが生活している中で字はわかるけれども読めない漢字と遭遇することがあるでしょう。
ただ、この漢字が覚えていないと何かと生活で困ることもあるため、理解しておくといいです。
中でもここでは「さんずいにタ(汐)の読み方は?さんずいに軍(渾)の読み方や意味は?さんずいに歩く(渉)の読み方は?さんずいに光(洸)の読み方や意味は?」について訓読みと音読み別に解説していきます。
さんずいにタ(汐)の読み方や意味は?【漢字の読み方】
それではまずさんずいにタ(汐)の読み方について確認していきます。
さんずいに夕と記載する漢字の「汐」の読み方は
・音読み:せき
・訓読み:しお・うしお
と読みます。
続いてさんずいにタの意味についても確認していきます。
汐はしおと読み、「潮(しお)」という漢字と同じ読み方をします。この二つの字は海の満ち引きを表す対の漢字で、同音ではありますが意味が少し違ってきます。潮は朝のしおを指すものであり、反対に汐は夕方のしおを指すのです。どちらも漢字の構成に、朝とタが含まれていますので、覚えやすいですね。
現在は潮という漢字が常用されており、汐は「汐里」など、人の名前によく使われています。
さんずいに軍(渾)の読み方や意味は?
続いてさんずいに軍(渾)の読み方や意味についても確認していきましょう。
さんずいに軍と記載する漢字の「渾」の読み方は
・音読み:こん
・訓読み:ま(じる)・にご(る)・すべ(る)
と読みます。
さらにはさんずいに軍という漢字の意味についてもみていきましょう。
渾は主に水の状態を表し、水が勢いよく湧き出している状態やそこから関連して全てが混ざり合うといった意味が込められています。たくさんの水の量を形容していますので、「大きい」「全てまとめて」といったスケールの大きい意味も含まれています。
「水がこんこんと湧き出ている」なんて表現を耳にしたことがある人もいるかもしれませんが、それはこの渾を使い「渾渾(こんこん)」と表されます。
熟語によっては「混」という字が変わりに使われる場合もあります。
さんずいに歩く(渉)の読み方や意味は?
さらにはさんずいに歩く(渉)の読み方や意味についても確認していきましょう。
さんずいに歩くと記載する漢字の「渉」の読み方は
・音読み:しょう
・訓読み:わた(る)・かか(わる)
と読みます。
引き続きさんずいに歩く(渉)の意味もチェックしていきます。
渉という字は、さんずいに歩くという構成の通り川や水辺を歩いて渡ることを意味しています。また色々な場所を歩き回ることを渉猟(しょうりょう)というのですが、これに伴い研究などでどんどん知識を広げていくという意味も含まれます。
川などを渡るという部分から橋渡しの意味も込められ、関わりを持つことを指す意味の熟語にも使われます。
さんずいに光(洸)の読み方や意味は?
さんずいに光と記載する漢字の「洸」の読み方は
・音読み:こう
・訓読み:ほの(か)
と読みます。
洸という字はさんずいに光と書きますので、字の通り水が反射してきらきら輝いていることを意味しているのです。また水や光が広範囲に広がっていくことから、広く深い水を表す字でもあります。
洸の面白いところは、「わずかであること」といった逆の意味も込められているところです。深海などをイメージしてもらうとわかりやすいかもしれませんが、深く広がっている水というのは得たいが知れず底が見えませんよね。
わたしたちの理解できていることはほんの一部分であるということから、ほのかという読みも加わったのかもしれません。
まとめ さんずいに歩く(渉)の読み方は?さんずいに光(洸)の読み方や意味は?
ここでは、さんずいに夕(汐)の読み方は?さんずいに軍(渾)の読み方や意味は?さんずいに歩く(渉)の読み方は?さんずいに光(洸)の読み方や意味は?について確認しました。
どれも似たような漢字なので、その読み方や意味を混同しないようにするといいです。
さまざまな漢字の読み方や意味を理解し、日々の生活に役立てていきましょう
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