寒い時期になると必要不可欠である使い捨てカイロですが、熱を発する道具であるあるためその取扱いに不安になることがありますよね。
例えば、使い捨てカイロをそのまま家に放置したり、置き忘れると火事になるのかどうかについて理解していますか。
これは、カイロの置き忘れやポケットなどの服の中に入れっぱなしにすると発火などの危険はあるのかについて解説していきます。
カイロを家に放置したり置き忘れたりすると火事になる?車の中では?
結論からいいますと、使い捨てカイロを家の机などに放置したとしても発火・火事につながることはまずありません。
以下のような状態です。
これはそもそもカイロの設計上、このように日常として「家などに置き忘れる状況」は把握して作られているためです。つまり、家に放置したとしても燃えるような危険は最小限に抑えられているわけです。
なお、具体的に開放空間における使い捨てカイロの最高音は約60℃付近、平均温度は約50℃付近(以下写真の通り)であり、この程度の温度で何かが発火するリスクはかなり低いのがわかるでしょう。
また、車の中では温度がかなり高くなるイメージがありますが、車の中であってもカイロのみで発火・火事につながるようなケースは低いことを理解しておくといいです。
使い捨てカイロを服の中やポケットに入れっぱなしにすると熱くなったり発火につながるのか?【危険?】
さらには、カイロを置きっぱなし(入れっぱなし)にする場所がポケットなどの服の中である場合は発火するなどの危険性はあるのでしょうか。
ポケットにカイロを入れたままにすると確かに机の上などの開放空間に置いたときよりも熱くなりますが、発火・火事などに至ることはまずないです。
これは、上述のようカイロの設計として、開放空間での温度が50~60℃程度とそこまで発熱しないようになっているためです。
そのため、ポケットなどの服の中(密閉空間)であっても、これよりは少々高くなって熱いと感じ始めるはものの服の素材が発火する温度(数百度)に達することはありえないわけです。
よって、基本的に使い捨てカイロをポケットの中などの服の中に入れっぱなしであっても発火することはないと認識しておきましょう。
ただ一点注意すべきは、スマホやモバイルバッテリーなどのリチウムイオン電池が搭載されているものとカイロをポケットなどに同時に入れると発火の危険性はあります。
これは、リチウムイオン電池側がおよそ70℃以上から徐々に発火する危険性が徐々に上がってくる領域に入るためです。リチウムイオン電池では、一度熱暴走の領域に入ると一気に温度が上がり、発火・火事になることもあります。
よって、使い捨てカイロをポケットに入れる際には、リチウムイオン電池と一緒に入れないようにすることだけは気を付けましょう。
まとめ カイロを家に放置、置き忘れていると火事になるのか?使い捨てカイロを服の中やポケットに入れっぱなしにすると熱くなるのはか発火につながるのか?
ここでは、カイロを置き忘れ、放置しておくと火事になる危険はあるか?使い捨てカイロをポケットなどの服の中に入れっぱなしにすると危険かについて確認しました。
・カイロを置き忘れても発火する危険はほぼない
・カイロをポケットなどに服の中に入れ忘れても火事になる可能性はほぼ0
・ただ、カイロとリチウムイオン電池搭載の製品は密着させない
ことを普段から意識しておくといいです。
カイロに関する知識を身につけ、毎日の生活をより快適なものに変化させていきましょう
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