私たちが生活している中で、数字に関する面白い現象と遭遇することがよくあります。
例えば、256などの数字を「きりがいい」という方がいますが、この意味について理解していますか。
ここでは、256がきりがいいということの意味について、関連する用語の2進法(2進数)を元に解説していきます。
256がきりがいい数字という意味は?256 を2進数に変換するとどうなる?
上述のよう256がきりがいい数字であるという意味について理解するためには、10進数(1~9で表す数字)から2進数(0と1のみで表す数字)に変換するといいです。
簡単に、10進数から2進数に変換(換算)するための方法についてまず解説します。
10進数から2進数に変換するには、以下のよう2で割っていきその際の余りを記載していきます。ここで2で割ることを繰り返し、2で割り切れるまでこの処理を行います。
最後に商(1)を先頭として、右の余りの数字を並べていくことで、10進数から2進数に換算することができるのです。
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例えば、15であれば、7余り1、3余り1、1余り1となり、1111と2進法で表記できることがわかるでしょう。
これと同じ処理を比較的大きな数字の256に適用してみると、100000000と2進数に変換するときりのいい数字となるわけです。
そのため、256がきりがいいという意味は2進数に変換すると本当にきりのいい数値となることを指すのです。
なお、コンピュータなどのプログラムを動かす場合には、基本的に2進数(2進法)によって処理されます。
そのため、256がきりがいいことを知っていて、それをあえて言うことで、「自分は理系の知識に精通している」ことのアピールでもあるといえます。
いずれにせよ、256がきりのいい数字なのは上の通りです。
255を2進数で表すとどうなるのか?
なお、10進法において256だけではなく255を2進数に変換すると、こちらも面白い数値の並びとなります。
結論からいいますと、255を2進法で表記させると、1111111とすべて1の文字列となるのでです・
これは、上述のように10進法から2進法に変換するための公式を利用することによって求めることができます。
具体的には以下のよう2で繰り返し割っていきましょう。
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このように数字の世界では、いろいろな面白い性質をもったものがたくさんあるので、このようなところからもっと数学、算数を好きになっていくのがおすすめです。
まとめ 256 を2進数に変換するとどうなる?256がきりがいい数字という意味は?255を②新ん数宇で表すとどうなる?
ここでは、256がなぜきりのいい数字なのか、256や255を2進数に変換するとどうなるかについて確認しました。
・256→2進数で100000000と洗すことができます。
・そのため、きりがいいといえます。
・255→1111111と変換できます。
さまざまな数字の面白い性質を理解し、毎日の生活をより楽しんでいきましょう。
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