科学的な解析をする際によく単位変換(換算)が必要となることがあります。
例えば、電流値の単位としてF(ファラッド)やmF(ミリファラッド)やμF(マイクロファラッド)というものをよく使用することがありますが、これらの変換(換算)方法について理解していますか。
ここでは、これらF(ファラッド)やmF(ミリファラッド)やμF(マイクロファラッド)の単位変換(換算)方法や違いについて確認していきます。
1Fは何mF?1mFは何F?【1ファラッドは何ミリファラッド?1ミリファラドは何ファラド?換算(変換)方法】
それでは、まずF(ファラッド)とmF(ミリファラッド)の換算(変換)方法について考えていきます。読み方はファラッドもしくはファラドです。
F(ファラッド)とはmF(ミリファラッド:ミリファラド)の頭に1000分の1倍を意味するm(ミリ)がついたものであるために1F=1000mFという換算式が成り立ちます。
他の単位のmやWやVなどにおいても、m(ミリ)がつくと同じように考えればいいことを理解しておくといいです。
逆に、1mFは何Fかと聞かれたのであれば、逆算すればいいので1mF=0.001Fという変換式が成り立つわけです。
m(ファラッド)とmF(ミリファラッド)の換算(変換)の計算問題
それでは、ファラッドとミリファラッドの変換(換算)方法に慣れるためにも計算問題を解いていきましょう。
・例題1
4Fは何mFに単位変換できるでしょうか。
・解答1
上のファラッドとミリファラッドの定義に従って計算していきます。
4×1000=4000mFと求めることができるのです。
逆に、ミリファラッドからファラッドへの単位変換も行ってみましょう。
・例題2
7500mFは何Fでしょうか。
・解答2
7500 ÷ 1000=7.5mと換算できるのです。
1mFは何μF?1μFは何mF?【1ミリファラドは何マイクロファラド?1マイクロファラッドは何ミリファラッド?換算(変換)方法】
続いて、mF(ミリファラッド)とμF(マイクロファラッド)について考えていきます。μFもよくみかける容量の単位ですよね。
1μF(マイクロファラッド)はmの前に1000000分の1を表すμ(マイクロ)がついたものであるため、上の式と照らし合わせると1mF=1000μFと単位変換できます。
逆に、1マイクロファラッドは何ミリファラッドかと聞かれれば、1μF=0.001mFと単位変換できます。
mF(ミリファラッド)とμF(マイクロファラッド)の換算(変換)の計算問題
今度はミリファラッドとマイクロファラッドの変換(換算)方法に慣れるためにも計算問題を解いていきましょう。
・例題3
9mFは何μFに単位変換できるでしょうか。
・解答3
μFとmFの単位換算式に従い計算していきます。
9×1000=9000μFと求めることができるのです。
今度は、マイクロファラッドからミリファラッドへの換算も行っていきます。
・例題4
4300μFは何mFに単位変換できるでしょうか。
・解答4
同様に、μFとmFの単位換算式に従い計算していきます。
4300 ÷ 1000=4.3mFと求めることができるのです。
1Fは何μF?1μFは何F?【1ファラッドは何マイクロファラッド?1マイクロファラッドは何ファラッド?換算(変換)方法】
最後に、F(ファラッド)とμF(マイクロファラッド)について考えていきます。
先にも述べたようにμ(マイクロ)自体の定義によって、1F=1000000μFと単位換算することができます。逆に、1μFは何Fかと聞かれれば、1μF=0.000001Fと変換できるのです。
F(ファラッド)とμF(マイクロファラッド)の換算(変換)の計算問題
今度はマイクロファラッドとファラッドの変換(換算)方法に慣れるためにも計算問題を解いていきましょう。
・例題5
3Fは何μFと単位変換できるでしょうか。
・解答5
3F=3000000μFと求めることができるのです。
最後にマイクロファラッドからファラッドへの変換も行ってみましょう。
・例題6
2500000μFは何Fでしょうか。
・解答6
2500000÷1000000=2.5Fと計算できました。
まとめ FとmFとμFの変換(換算)方法
ここでは、F(ファラッド)とmF(ミリファラッド)とμF(マイクロファラッド)の変換(換算)方法について確認しました。
・1F=1000mF
・1mF=0.001F
・1mF=1000μF
・1μF=0.001mF
・1F=1000000μF
・1μF=0.000001F
と変換できることを覚えておくといいです。
単位換算に慣れ、業務の効率化を図っていきましょう。
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