私たちが生活している中で字はわかるけれども読めない漢字と遭遇することがあるでしょう。
ただ、この漢字が覚えていないと何かと生活で困ることもあるため、理解しておくといいです。
中でもここでは「さんずいに告(浩)の読み方は?さんずいに連なる(漣)の読み方や意味は?さんずいに包む(泡)の読み方は?さんずいに通の右(涌)の読み方や意味は?」について訓読みと音読み別に解説していきます。
さんずいに告(浩)の読み方や意味は?【漢字の読み方】
それではまず、さんずいに告と書く漢字の「浩」の読み方について確認していきます。
さんずいに告と記載する漢字の「浩」の読み方は、
・音読み:こう
・訓読み:おお(い)、おお(きい)、おご(る)、ひろ(い)
と読みます。
この「浩」の意味としては、「ひろい」「おおきい」「多い、ゆたかである」「おごる」「いばる」などがあります。ひろびろとしている、水が豊かでゆったりしている、といった様子をあらわしています。
心が広く、余裕のある様子を「浩然(こうぜん)」といい、「浩然の気を養う(物事にとらわれない、おおらかな気持ちを持とうとする)」のように使います。
人名にも使えますので、見かけることも多い字ではないでしょうか。
さんずいに連なる(漣)の読み方や意味は?
続いて、さんずいに連なる(漣)の読み方や意味についても確認していきましょう。
さんずいに連なると記載する漢字の「漣」の読み方は、
・音読み:れん
・訓読み:さざなみ
と読みます。
この「漣」には、「さざなみ」「波立つ、さざなみが起こる」「涙が連なって流れるさま」といった意味があります。
水をあらわす「氵(さんずい)」と、連なるの意味の「連」を組み合わせて、海が小さな波を起こす様子をあらわしています。
こちらも人名に用いることができ、穏やかで爽やかな印象からか、近年は名付けに人気の字となっています。
読み方は、さんずいの右側が「連」ですので、同じく「れん」と読むことができます。
ただし、「連」はしんにょうの点が1つですが、「漣」は2つが正しい表記なので、覚えておきましょう。
さんずいに包む(泡)の読み方や意味は?
さらには、さんずいに包む(泡)の読み方や意味についても確認していきましょう。
さんずいに包むと記載する漢字の「泡」の読み方は、
・音読み:ほう
・訓読み:あわ、あぶく
と読みます。
「泡」には、「空気を包んだ水の玉」「あわ」といった意味があります。
水をあらわすさんずいと、「包む」ということから、水の中に空気を包みこむ「泡」という字になりました。
「発泡(あわを発すること)」や「気泡(液体・固体の内部や表面にできる、気体を含んで丸くなったもの)」など、日常的によく見かける字ですね。
また、泡はすぐ消えてしまうことから、「泡沫(うたかた)」など、はかなく消えてしまうことをあらわす場合もあります。
読み方は、さんずいの右側が「包」であることから、同じく「ほう」と読むことができますね。
さんずいに通の右(涌)の読み方や意味は?
さんずいに通の右と記載する漢字の「涌」の読み方は、
・音読み:ゆう、よう
・訓読み:わ(く)
と読みます。
「涌」には、「わく」「水がわき出る」「盛んにおこる」といった意味があります。
常用漢字である「湧」と、意味も読みも同じなので、通常は「湧」の方が目にする機会は多いのではないでしょうか。
温泉地の箱根に、「小涌谷(こわくだに)」という地名があるように、「水などが地中から出てくる」というイメージを持つ字なので、「温泉が涌く(湧く)」というように使われます。
「沸く」も同じく「わく」と読みますが、「涌く」との違いは、「沸騰」という言葉があるように、「水などが熱せられて沸騰する、または適切な温度になる」という意味があることです。また、「沸く」は感情がたかぶっている様子もあらわし、「金メダルの快挙に会場が沸いた」などのようにも使われます。
まとめ さんずいに包む(泡)やさんずいに通の右(涌)の読み方や意味は?
ここでは、さんずいに告(浩)の読み方は?さんずいに連なる(漣)の読み方や意味は?さんずいに包む(泡)の読み方は?さんずいに通の右(涌)の読み方や意味は?について解説しました。
どれも難しい漢字のためこの機会に理解しておくといいです。
さまざまな漢字の意味や読み方を学び毎日の生活に役立てていきましょう。
コメント