私たちが生活している中で字はわかるけれども読めない漢字と遭遇することがあるでしょう。
ただ、この漢字が覚えていないと何かと生活で困ることもあるため、理解しておくといいです。
中でもここでは王へんに暇(瑕)の読み方は?王へんに林(琳)の読み方や意味は?王へんに章(璋)の読み方は?王へんに差(瑳)の読み方や意味は? について訓読みと音読み別に解説していきます。
王へんに暇(瑕)の読み方や意味は?
それではまず王へんに暇の右側と記載する漢字の「瑕」の読み方や意味について確認していきます。
王へんに暇の右側と記載する漢字の「瑕」の読み方は
・音読み:か
・訓読み:きず、あやま(ち)
と読みます。
この瑕という漢字の意味はきず、欠点です。
また、あやまち、過失、つみを意味します。
他には、はるかで遠いさまという意味があります。
不具合や欠陥、失敗などを意味する瑕疵(かし)などで使われる漢字ですが、
多くは法律や契約の書類などで目にする言葉のため、日常ではあまり見ない漢字かもしれません。
読み方について、音読みの「か」は、瑕よりも日へんの暇のほうが「休暇」などの言葉で目にする機会が多いと思うので、
漢字の右側が同じで見た目が似ている字である休暇の暇と同じ読み方と覚えるのもひとつの方法です。
訓読みは、「きず」、「あやまち」いずれも瑕の意味と合わせて覚えると良いでしょう。
王へんに林(琳)の読み方や意味は?
続いて王へんに林(琳)の読み方や意味についても確認していきましょう。
王へんに林と記載する漢字の「琳」の読み方は
・音読み:りん
・訓読み:
と読みます。
琳の訓読みはありません。
この琳という漢字の意味は美しい玉のことです。
また、玉が触れ合って鳴る音の形容です。
読み方は、琳の右側の林の読みと同じと覚えると良いです。
りんという響きから連想して、玉が触れ合って鳴る音、またその美しい玉を意味することを覚えておくのも良いと思います。
王へんに章(璋)の読み方や意味は?
さらには王へんに章(璋)の読み方や意味についても確認していきましょう。
王へんに章と記載する漢字の「璋」の読み方は
・音読み:しょう
・訓読み:たま、ひしゃく
と読みます。
この璋という漢字の意味は、たま。圭をたてに半分に割った形の玉器のことです。
なお、圭は、天子が領土を与えたしるしとして、諸侯に与える玉器のことです。
また、璋はひしゃくを意味します。
読み方は、音読みの「しょう」は、璋の右側の章と同じ読みと覚えると良いです。
訓読みの「たま」、「ひしゃく」はいずれも璋の意味と合わせて覚えると良いでしょう。
王へんに差(瑳)の読み方や意味は?
王へんに差と記載する漢字の「瑳」の読み方は
・音読み:さ
・訓読み:みが(く)
と読みます。
この瑳の意味としては、物のあざやかなさまのことです。
また、みがく、物をみがく、という意味があります。
他に、愛らしく笑うさまを意味します。
読み方は、音読みの「さ」は瑳の右側の差と同じ読みと覚えると良いです。
訓読みの「みがく」は瑳の意味と合わせて覚えると良いでしょう。
瑳を使用した日常見る言葉はあまりなく、四字熟語「切瑳琢磨」に使われますが、石へんの磋を用いた「切磋琢磨」のほうが一般的です。
地名では、難読地名に挙げられる千葉県の匝瑳市などに使われています。「そうさし」と読みます。
まとめ 王へんに章(璋)や王へんに差(瑳)の読み方や意味は?
ここでは、王へんに暇(瑕)の読み方は?王へんに林(琳)の読み方や意味は?王へんに章(璋)の読み方は?王へんに差(瑳)の読み方や意味は?について解説しました。
どれも難しい漢字のためこの機会に理解しておくといいです。
さまざまな漢字の意味や読み方を学び、毎日の生活に役立てていきましょう。
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