私たちが生活している中で字はわかるけれども読めない漢字と遭遇することがあるでしょう。
ただ、この漢字が覚えていないと何かと生活で困ることもあるため、理解しておくといいです。
中でもここではにんべんに皆(偕)の読み方は?にんべんにムと矢(俟)の読み方や意味は?にんべんに利(俐)の読み方は?にんべんに令(伶)の読み方や意味は?について訓読みと音読み別に解説していきます。
にんべんに皆(偕)の読み方や意味は?
それではまずにんべんに皆と記載する漢字の「偕」の読み方や意味について確認していきます。
にんべんに皆と記載する漢字の「偕」の読み方は
・音読み:かい
・訓読み:とも(に)
と読みます。
この偕という漢字の意味は、ともに、いっしょに、です。また、ともにする、一緒に行動することを意味します。
他にも、ととのう、かなうという意味があります。
偕を使用した言葉で、日常よく見るものはあまりありませんが、一緒に行く、ともに行うことを意味する「偕行」(かいこう)や、人とともに楽しむことを意味する「偕楽」(かいらく)などがあります。
偕の字を日常で見る機会が多いのは、日本三名園のひとつ、茨城県水戸市の「偕楽園」(かいらくえん)ではないでしょうか。
偕の読み方は、音読みは、偕楽園などの言葉から、訓読みは偕の意味と合わせて覚えると良いでしょう。
にんべんにムと矢(俟)の読み方や意味は?
続いてにんべんにムと矢(俟)の読み方や意味についても確認していきましょう。
にんべんにムと矢と記載する漢字の「俟」の読み方は
・音読み:し
・訓読み:ま(つ)
と読みます。
この俟という漢字の意味は、まつ、止まって何かが来るのを待つことです。
俟を使用した言葉には、二つの事柄が互いに影響し合って、という意味の「相俟って」(あいまって)などがあります。
ただ、俟を「し」と読む言葉は、期待して待ち望むことを意味する「俟望」(しぼう)などはあるものの、日常よく見る言葉はあまりないため、
俟の右側の一部の「矢」の音読みと同じと覚えるのも一つの方法です。
にんべんに利(俐)の読み方や意味は?
さらにはにんべんに利(俐)の読み方や意味についても確認していきましょう。
にんべんに利と記載する漢字の「俐」の読み方は
・音読み:り
・訓読み:かしこ(い)、さか(しい)
と読みます。
この俐という漢字の意味は、かしこい、さかしい、頭がよくきれることです。
俐を使用した言葉には、頭がさえてかしこいことを意味する「伶俐」(れいり)などがあります。(怜悧とも書きます)
音読みは、伶俐などの言葉と合わせて、訓読みは、俐の意味と合わせて覚えると良いでしょう。
また、音読みは、俐の右側の「利」と同じ読み方と覚えるのも一つの方法です。
にんべんに令(伶)の読み方や意味は?
にんべんに令と記載する漢字の「伶」の読み方は
・音読み:りょう、れい
・訓読み:わざおぎ、さか(しい)
と読みます。
この伶の意味としては、わざおぎ、音楽を演奏する人のことです。
また、かしこい、さかしいことを意味します。
読み方について、音読みは、伶の右側の「令」と同じ読み方であることから、訓読みは伶の意味と合わせて覚えると良いでしょう。
伶の読み、意味の「わざおぎ」は、耳慣れない言葉かもしれませんが、伶の他に、「俳」や「優」なども同じく「わざおぎ」と読みます。
合わせて覚えておくと良いでしょう。
まとめ にんべんに利(俐)やにんべんに令(伶)の読み方や意味は?
ここでは、にんべんに皆(偕)の読み方は?にんべんにムと矢(俟)の読み方や意味は?にんべんに利(俐)の読み方は?にんべんに令(伶)の読み方や意味は?について解説しました。
どれも難しい漢字のためこの機会に理解しておくといいです。
さまざまな漢字の意味や読み方を学び、日々の生活に役立てていきましょう。
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