私たちが生活している中で字はわかるけれども読めない漢字と遭遇することがあるでしょう。
ただ、この漢字が覚えていないと何かと生活で困ることもあるため、理解しておくといいです。
中でもここでは「木へんに毛毛毛(橇)の読み方や意味は?木へんに圭(桂)の読み方や意味は?木へんに堅(樫)の読み方や意味は?木へんに削の左(梢)の読み方や意味は?」について訓読みと音読み別に解説していきます。
木へんに毛毛毛(橇)の読み方や意味は?
初めに、木へんに毛毛毛(橇)の読み方や意味について確認していきましょう。
木へんに毛毛毛と表記する漢字「橇」の読み方は、
・音読み:きょう、せい、ぜい
・訓読み:かんじき、そり
と読みます。
この漢字は木へんに音符「毳(せい)」が合わさって成り立っています。「毳」は「蕝(せつ)」に通じ「かんじき」を意味します。よって「橇」は木で作ったかんじきを表します。
かんじきとは雪や泥のうえを歩くとき、滑ったり落ち込んだりしないように履物につけるものです。また、雪の上を行くときに用いる乗り物「そり」も表します。
木へんに圭(桂)の読み方や意味は?
次に、木へんに圭(桂)の読み方や意味について確認していきます。
木へんに圭と表記する漢字「桂」の読み方は、
・音読み:けい
・訓読み:かつら
と読みます。
この漢字は「肉桂などの香木の称。」、秋に芳香を放つ小花を開くモクセイ科の常緑樹「木犀」、月に生えているとされる伝説の木「月桂」を表しています。
また、広西チワン族自治区の別名も表します。日本固有の意味としてカツラ科の落葉高木「かつら」を表します。かつらは腐りにくく、船や建築などの用材となります。
同じ漢字でも中国では「木犀」、日本では「かつら」のことを表すので注意しましょう。
「桂」の音読みは「けい」で音符「圭」と同じなので、覚えやすいですね。
木へんに堅(樫)の読み方や意味は?
続いて、木へんに堅(樫)の読み方や意味についても確認していきましょう。
木へんに堅と表記する漢字「樫」の読み方は、
・音読み:―
・訓読み:かし
と読みます。
この漢字は国字で、木へんにかたいの意の音符「堅」が合わさってかたい木、ブナ科の常緑高木「かし」を表します。
樫の木は材質が堅くて、器具などの制作に用いられます。かたい木=樫(かし)で覚えるといいでしょう。
木へんに削の右(梢)の読み方や意味は?
最後に、木へんに削の右(梢)の読み方や意味について確認していきます。
木へんに削の右と表記する漢字「梢」の読み方は、
・音読み:しょう
・訓読み:かじ、こずえ
と読みます。
この漢字は木へんに小さいを表す音符「肖」が合わさって木の小さくなっていくところ、「こずえ」を表します。そこから派生して「すえ。はし。物の末端。尾。」も表しています。
また、「旗あし。」、「舵(かじ)。船のかじ。」、「さお。楽人が手にもって拍子をとる棒。」の意味も持ちます。「梢梢(しょうしょう)」と重ねると、「風に吹かれて鳴る木々の音。」や「小さい。わずか。」、「枝がなく高く伸びている木の形容。」、「木々のこずえ。」を表します。
「梢」の音読みは音符「肖」と同じ「しょう」の音なので、覚えやすいですね。
まとめ 木へんに堅(樫)や木へんに削の左(梢)の読み方や意味は?
ここでは、木へんに毛毛毛(橇)の読み方や意味は?木へんに圭(桂)の読み方や意味は?木へんに堅(樫)の読み方や意味は?木へんに削の左(梢)の読み方や意味は?について解説しました。
どれも難しい漢字のためこの機会に理解しておくといいです。
さまざまな漢字の意味や読み方を学び日々の業務に役立てていきましょう。
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