私たちが生活している中で字はわかるけれども読めない漢字と遭遇することがあるでしょう。
ただ、この漢字が覚えていないと何かと生活で困ることもあるため、理解しておくといいです。
中でもここでは「火へんに因(烟)の読み方や意味は?火へんに乍(怍)の読み方や意味は?火へんに各(烙)の読み方や意味は?火へんに丙(炳)の読み方や意味は?」について訓読みと音読み別に解説していきます。
火へんに因(烟)の読み方や意味は?
続いて火へんに因(烟)の読み方や意味についても確認していきましょう。
火へんに因と記載する漢字の「烟」の読み方は
・音読み:エン
・訓読み:けむり、けむ(い)
と読みます。
「烟」は訓読みで「けむり」とも読みます。「けむり」と言うと「煙」という字が思い浮かぶ方が大半だと思いますが、「烟」は「煙」の異体字なので、意味は全く同じです。
ですので、「烟」という字を使っても間違いではありません。ただし「煙」は常用漢字で、「烟」は常用外なので、一般的には「煙」の方を使われます。
音読みは「エン」と読みます。「煙突(えんとつ)」は皆さん知っていると思いますので、それを思い浮かべれば、読み方はさほど難しくないでしょう。
火へんに乍(怍)の読み方や意味は?
さらには火へんに乍(怍)の読み方や意味についても確認していきましょう。
火へんに乍と記載する漢字の「怍」の読み方は
・音読み:サ、サク
・訓読み:さ(く)、はじ(ける)
と読みます。
この文字は「爆発する、はじける」という意味があります。この字を単体で見るとあまり見慣れないですし、意味がわからない人も多いと思いますが、爆発を意味する「炸裂」という言葉は聞いたことがあると思いますが、それと同じ意味ですと言うと覚えやすいのではないでしょうか。
訓読みは、爆発するということは、つまり中身がはじけるという意味ですから、それを思い浮かべると簡単に覚えられるでしょう。
火へんに各(烙)の読み方や意味は?
火へんに各と記載する漢字の「烙」の読み方は
・音読み:ラク、ロク
・訓読み:や(く)
と読みます。
烙という字は、「火であぶる、やく」という意味があります。「烙印(らくいん)」という言葉を聞いたことがあるかと思いますが、烙印とは「鉄製の印を焼いて物に押し当てること。またはその跡」という意味がありますので、その言葉が思い浮かべると、「ラク」という音読みも思い浮かびますし、火をあらわしているので、訓読みの「や(く)」という言葉も比較的すぐ思い浮かびますね。
ちなみに、「各」という文字が付く漢字は、「酪」や「洛」や「絡」など色々ありますが、どれも音読みは「ラク」ですので、一緒に覚えるのもいいでしょう。
火へんに丙(炳)の読み方や意味は?【漢字の読み方】
続いて火へんに丙と記載する漢字の「炳」の読み方について確認していきます。
火へんに丙と記載する漢字の「炳」の読み方は
・音読み:ヘイ
・訓読み:あき(らか)、いちじる(しい)
と読みます。
この字は、「光り輝くさま。あきらかなさま」という意味があり、訓読みでも「あき(らか)」と読みます。「炳」を使った言葉に「炳然」という言葉があります。
意味は「炳」と同じような意味ですが、読み方は「平然」と同じで「へいぜん」と読みます。似ていますが意味が全く違うので間違えることはないでしょう。
ちなみに、「あきらか」と読む漢字は結構たくさんあるのですが、「明らか」という漢字しか使いません。それぞれの漢字の意味は微妙には違うのですが、あまりに数が多いと使い分けるのが大変なので、「明らか」という漢字で統一されたと考えられます。
まとめ 火へんに各(烙)の読み方や意味は?火へんに丙(炳)の読み方や意味は?
ここでは、火へんに因(烟)の読み方や意味は?火へんに乍(怍)の読み方や意味は?火へんに各(烙)の読み方や意味は?火へんに丙(炳)の読み方や意味は?について解説しました。
どれも難しい漢字のためこの機会に覚えておくといいです。
さまざまな漢字を理解し日々の生活に役立てていきましょう。
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