エビの漢字表記は海老や蝦や蛯や螧や鰕や魵や虾か?葡萄や蒲萄もエビと読む?和名・読み方や由来・語源を解説!英語では?【難読漢字】 | ウルトラフリーダム

エビの漢字表記は海老や蝦や蛯や螧や鰕や魵や虾か?葡萄や蒲萄もエビと読む?和名・読み方や由来・語源を解説!英語では?【難読漢字】

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日常生活を送る中で、よく聞く言葉なのに漢字表記がわからないものに遭遇することは多々あります。

例えば、代表的な食材の一つである「エビ」の漢字表記やその漢字の由来・語源などはご存知でしょうか?

ここでは、このエビに着目して「エビの漢字表記は海老や蝦や蛯や螧や鰕やや虾か?葡萄もエビ?和名・読み方や由来・語源を解説!英語では?」について解説していきます。

 

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エビの漢字表記は海老や蝦や蛯や螧や鰕や魵や虾か?葡萄もエビと読む?和名・読み方や由来・語源を解説!

それでは以下で難読漢字である「エビ」の漢字について確認していきます。

結論からいいますと、エビの漢字表記は「海老・蝦・蛯・螧・鰕・魵・虾」の7種類です。

エビの漢字は海老と書く

エビの漢字表記「海老」がこのように名付けられている由来・語源について深堀していきましょう。

「海老」という漢字は古くは平安時代の漢和辞書「和名類聚抄」に記載があります。

エビがひげを生やしているところや、体が丸くなっている姿が老人に似ていることから「海老」となったと言われています。

また、長寿を喜ぶ意味も込められており、おせち料理などに縁起物として使用されます。

ちなみに海老という漢字は日本で生まれたもの(国字)で、中国では使用されていません。

エビの漢字は蝦と書く

続いてエビの漢字表記「蝦」の由来や語源について深堀していきましょう。

「蝦」という漢字ですが、古代中国ではエビではなくガマガエルやヒキガエルなどに使われる漢字でした。

元々古代の中国では「虫」という漢字は昆虫を指す文字ではなく、正体不明の生き物に当てられる漢字でした。

エビにはどういう漢字を当てていたのかというと、元々は魚へんの「鰕」という漢字でエビを表していたようです。

「鰕」のつくりの「叚」には「体を曲げる」という意味があり「体を曲げている魚」というところからエビの漢字として使用されました。

後世になって、魚へんから虫へんに改められた(または混同していった)と考えられます。

エビの漢字は蛯と書く

 

続いてエビの漢字表記に「蛯」が使われる由来や語源について深堀していきましょう。

「蛯」は「海老」と同じく日本で作られた漢字(国字)です。

「蛯」は常用外の漢字なのであまり目にすることはありませんが、意味や成り立ちは海老と同じです。「「蛯」に虫へんが使われているのは「蝦」に虫へんが使われているように、中国で「虫」の字を当てられていることが由来と考えられます。

 

エビの漢字は螧と書く

次はエビの漢字表記「螧」について由来や語源について深堀していきます。

「螧」という漢字もエビという漢字ですがヒレとも読むようです。

鰭(ヒレ)と螧の字が似ているので混同して使われていたのでしょうか…

螧という字の「耆」は「老」の旧字体です。意味としては蛯と同じです。

 

エビの漢字は鰕と書く

続いてエビの漢字表記「」の由来や語源について深堀していきましょう。

「蝦」の解説でも触れていますが、古代中国で使われていたエビの漢字は「鰕」でした。

「叚」が体を曲げることをさしていて、「体を曲げている魚」という意味でエビの漢字として使用されていたようです。

現在では蝦の方が一般的な漢字となっています。

エビの漢字は魵と書く

続いてエビの漢字表記「魵」の由来や語源について解説していきます。

魵はエビと読みますが、エビ以外に班魚や斑魚も表す漢字です。

常用漢字では無いので目にすることは少ないですが、覚えておくといいでしょう。

 

エビの漢字は虾と書く

最後にエビの漢字表記「」の由来や語源について紹介しましょう。

「虾」という漢字は殆ど馴染みがないですが、これは中国で使用される文字だからです。

「蝦」の簡体字表記が「虾」になります。(繁体字では蝦です。)

日本ではあまり見かけませんが、知識として身に着けておくとよいですね。

 

 

「葡萄」や「蒲萄」と書いて「エビ」と読む?

エビの漢字の読み方や由来に関連した知識として

「葡萄・蒲萄」という漢字は「ぶどう」と読みますが

実は「えび」とも読むことを知っていますか?

なぜ「ぶどう」が「エビ」なのか?

その疑問の答えは、ぶどうの日本古来の呼び名が「エビ」だからなんです。

では、葡萄にエビという名前がついた歴史を遡ってみましょう。

元々は中央アジアで栽培されていた「ブーダウ」という品種のブドウ科植物が中国に渡り、「葡萄」や「蒲萄」の漢字が当てられました。

その後中国から日本に入っては伝わってきます。

「ブドウ」という言葉が外来語だったとは驚きですね。

当時の日本では、自生していたブドウ科植物(在来種)のことを「エビヅル」や「エビカズラ」と呼んでいました。

また、それらの熟した実や果汁などの濃い赤紫色を「エビ色」と呼んでいました。

これらエビ○○とぶどうが似ていたことから、徐々に「葡萄・蒲萄=えび」と同じ名前が使われるようになりました。

海や川にいるえびの名前の由来も葡萄からきています。

えびを熱すると、エビ色に似てくることから「葡萄=えび」と呼んだという説が有力のようです。

エビの英語表記は?

続いて「エビ」の英語表記についても確認していきます。

エビは英語で「Shrimp(読み方:シュリンプ)」「prawn(読み方:プーン)」「lobster(読み方:ロブスター)」の3つが代表的な表現です。

これらのエビの表現の使い分けとしてはShrimpが小型のエビ、Prawnが車エビなどの中型のエビを指します。そして、Lobsterはオマール海老(ロブスター)のことです。

まとめ 海老や蝦や蛯や螧や鰕や魵や虾の読み方や意味は「えび」か?葡萄や蒲萄もえびと読む?語源や英語での表記は?

ここでは、えびの漢字表記は海老や蝦や蛯や螧や鰕や魵や虾か?葡萄や蒲萄もえびと読む?和名・読み方や由来・語源を解説!英語では?ついて解説しました。

身近な食材の漢字や英語表記を語源・由来レベルから学んでいくと、より面白くなりますね。

えびを始めとしたさまざまな漢字表記・意味などを理解し、日々の生活をより楽しんでいきましょう。

 

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