科学的な解析を行う際には、数値計算が求めらえることがよくあります。
中でも、ネイピア数eを底とした指数関数であるe^x乗などの計算は理解するのが難しいため、何度も学んでおくといいです。
ここでは、eの累乗に関する計算として、eの０乗は値は何か、eの１乗やeのマイナス1乗、マイナス２乗の数値はいくつでどう計算するか、e^1xやe^2x乗のグラフがどのようになるかについて解説していきます。
eの０乗や１乗の数値はいくら？計算方法は？【ネイピア数】
それではネイピア数eを底とする指数関数の数値について確認していきます。
eの０乗の数値＝１になります。これは底がどのような数値であっても乗数が０の場合はすべて１になると定義されているためです。
一方でeの１乗（e^1）の数値はネイピア数eの値そのものであり、約2.718と求めることができます。
なお、ネイピア数は無理数（割り切れない数）のため、正確なe^1つまりeの数値を計算するには、エクセルや関数電卓が必要となります。
具体的には、エクセル上にて＝EXP(1)と入れ、ENTERを押すだけでその数値が以下のよう出力されます。
eの何乗が0となるのか?【e^x=0を満たすxは？】
さらによくeの何乗が0になるの気になられる方がいますが、実はe^x＝0を満たすxは存在しません。
e自体が正の値であるため、xが正の数値であってももちろんe^xは正となります。さらにxが負の値であっても、結局は1/e^2（ｘがマイナス２の時）などと分母に来る数値がeの～乗となるだけで、正÷正の数値で結果もプラスになるわけです。
つまり、eのx乗は0にはならないといえます。
（これは後のe^xのグラフの外形、書き方を見るとより納得できると思います。）
e^xのグラフや書き方は（エクセルなど）
このような性質を持つeの累乗ですが、そのグラフの概形や書き方についても確認しておきます。
まずe^x乗のグラフの概形は以下の通りです。
なおこのeのx乗のグラフの書き方として、正確に描く場合はエクセルなどの計算ツールが必要です。
手順としては以下のように、xの数値をまず入れていきます。（今回はー2～2まで、0.2刻みで入れるとします。細かくすればより正確なe^xのグラフを作成することが可能です）。
さらに隣の列に関数としてeの累乗を意味するexp関数を用い、＝exp(xの数値)と入れていきます。
ENTERを押し、オートフィル機能にて一括処理します。
これらの列を元に、上タブの挿入、グラフ、散布図（曲線）と選んでいきますと以下のようなe^x乗のグラフがかけました。
ｙ＝e^2xのグラフの書き方は？【エクセルとその概形】
さらには、eの2x乗のグラフの概形と書き方についても確認していきましょう。
基本的にはe^x乗のグラフの書き方同じであり、xの数値を入力後からの手順を説明します。
今度は2x乗のため、xの数値の隣のセルに＝exp(xの数値)*2と入れていきます。単純に2の数値をかけているだけです。ENTERを押し、オートフィル機能にて一括処理、グラフの作成とすることでエクセルでのｙ＝e^2xのグラフの書けました
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まとめ ｙ＝e^2xのe^xのグラフの書き方は？（エクセル）の０乗は値は何か、eの１乗やeのマイナス1乗、マイナス２乗の数値は？
ここでは、の０乗は値は何か、eの１乗やeのマイナス1乗、マイナス２乗の数値は？ ｙ＝e^2xのe^xのグラフの書き方は？（エクセル）について解説しました。
eの指数計算はとてもややこしいので、一度しっかりと理解を深めておくといいです。
eのx乗をはじめとした数値計算になれ、毎日の生活に役立てていきましょう。
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