私たちが何気なく生活している場面でよく単位換算したいなと感じるときがあるでしょう。
例えば、料理などにおいてよく「砂糖15立方センチメートルは何gか」「砂糖50cm3は何グラムか」「1cm3は何gか」などとcm3とgとの変換が必要と思うケースは多いですが、具体的にどう計算すればいいのか理解していますか。
ここでは、身近によくある食材の水や砂糖や牛乳や油のcm3(立方センチメートル)とg(グラム)の換算方法について解説していきます。
1立方センチメートルは何グラム?砂糖や水や油や牛乳のcm3(立方センチメートル)とg(グラム)の変換方法【1cm3は何g?】
まずは、cm3(立方センチメートル)とg(グラム)の換算について考えていきます。
cm3(立方センチメートル)とは体積(容積)の単位であり、g(グラム)は質量(いわゆる重さ)の単位です。そのため、直接的な変換はできず、間に各材料(牛乳・水・油・砂糖)の密度(g/cm3=g/ml)を使用することで計算できます。
具体的には、体積(ml)×密度(g/cm3)=質量(g)と計算できるのです。
なお、この密度は砂糖・水・油・牛乳など各物質によって違い、
・砂糖:約1.59g/cm3
・水:約1g/cm3
・油:約0.9g/cm3(なお、油は種類によって数値は変化しますが、代表値として0.9を使用しています)
・牛乳:約1g/cm3(ほぼ水と同じです)
という値をmlの数値にかけると、g(グラム)に変換することができるのです。
cm3(立方センチメートル)とグラム(g)の変換の計算問題を解いてみよう【1cm3は何g?水や砂糖や油や牛乳】
それでは、1cm3は何グラムかといった計算に慣れるためにも実際に計算問題を解いていきましょう。
水の1cm3は何グラム?【1cm3は何g?】
まずは、水におけるcm3(立方センチメートル)とg(グラム)の変換方法について考えていきます。
水では、その密度が1g/cm3であるため、1cm3 × 1g/cm3 = 約1g(1グラム)となるのです。
なお、温度によってその密度は変化するため、おおよその目安を考えておくといいです。
砂糖50cm3は何グラム?【立方センチメートルとグラムの換算(砂糖1cm3は何g)】
同様に、砂糖における立方センチメートルとグラムの変換を行っていきましょう。
例えば、砂糖50cm3は何g(グラム)かと聞かれれば、砂糖の密度は約1.59g/cm3であるため、50 × 1.59 = 79.5gと求めることができました。
牛乳1cm3は何グラム?【cm3とgの変換】
続いて、牛乳においても1cm3は何gかについて確認していきます。
牛乳の密度はほぼ水と同じ1g/cm3であるために、1 × 1 = 1g(グラム)という重さに換算できました。
油50cm3は何グラム?【油1cm3は何グラム?】
同様に、油50立方センチメートルは何グラムと計算できるでしょうか。
こちらも油の密度約0.9g/cm3を活用していきますと、50 × 0.9 =約45グラムと変換できました。
なお、油1cm3であれば、そのまま0.9gと計算できるのです。
まとめ 砂糖や牛乳や水や油での1立方センチメートルは何グラム(1cm3は何g)?
ここでは、身近によく使用する単位であるグラムと立方センチメートルの変換(換算)方法について確認しました。
「1cm3は何グラムか」と聞かれた際には、各材料の密度(g/cm3)を体積(cm3)にかけていくといいわけです。
1cm3は何gかといった計算に慣れ、毎日の生活をより快適なものにしていきましょう。
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