ただ、倍率7倍や8倍などの中途半端な数値の場合「これらが何人に一人受かってどのくらい落ちるのか?」イメージしにくいもの。
そんなこともありここでは、倍率7倍や倍率8倍がどのくらいなのか(何人に一人合格で、落ちるのか?)について、その計算方法も併せて解説していきます。
まずは受験などにおける競争倍率7倍について説明していきます。
結論として、倍率7倍とは「700人受験者がいた場合、合格者が100人、不合格者(落ちる人)が600人」に相当します。
計算方法を詳しく見ていきます。
基本的に「倍率1倍=すべての人が合格」を意味しており、全体から差し引いた部分(7-1)が不合格者の割合です。
そのため、倍率7倍の試験における
・不合格者:受験者全体 × (7-1)/7
と計算できるわけです。
今回の例では受験者の総数が700人としたため、
合格者=700 × 1/7 =100人、不合格者=700 × 7-1)/7 = 600人と導出できるのです。
なお、
・倍率7.2倍であれば、合格者の割合:10/72で、不合格者の割合:62/72
・倍率7.3倍であれば、合格者の割合:10/73で、不合格者の割合:63/73
・倍率7.4倍であれば、合格者の割合:10/74で、不合格者の割合:64/74
・倍率7.5倍であれば、合格者の割合:10/75で、不合格者の割合:65/75
・・・となると覚えておきましょう。
倍率の数値が上がるほど、その難度が高くなる傾向です。
今度は倍率8倍の合格者・不合格者の割合も考えてみましょう。
倍率7倍と考え方は同じで、倍率8倍とは「800人受験者がいた場合、合格者が100人、不合格者(落ちる人)が700人」に相当します。8人に1人受かるとも言い換えられます。
導出方法をチェックします。
基本的に「倍率1倍=すべての人が合格」を意味しており、小数点の部分が不合格者の割合です。
そのため、倍率8倍の試験における
・不合格者:受験者全体 × 7/ 8
と計算できるわけです。
今回の例では受験者の総数が800人としたため、
合格者=800 × 10/80 =100人、不合格者=800 × 70/80=700人と導出できるのです。
なお、
・倍率8.2倍であれば、合格者の割合:10/82で、不合格者の割合:72/82
・倍率8.3倍であれば、合格者の割合:10/83で、不合格者の割合:73/83
・倍率8.4倍であれば、合格者の割合:10/84で、不合格者の割合:74/88
・倍率8.5倍であれば、合格者の割合:10/85で、不合格者の割合:75/85
・・・となると覚えておきましょう。
倍率の数値が高くなるほど合格者の割合が小さくなると理解しておくといいです。
ここでは、倍率7倍や8倍は何人に一人合格?計算方法は?何人落ちる?【受験等の競争倍率】について解説しました。
倍率7倍や8倍はイメージしにくいため、この機会に覚えておくといいです。
さまざまな計算に慣れ、日々の生活に役立てていきましょう。
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