日常生活を送る中で、よく聞く言葉なのに漢字表記がわからないものに遭遇することは多々あります。
例えば、代表的な果物の一つである「りんご」の漢字表記やその漢字の由来・語源などはご存知でしょうか?
ここでは、このりんごに注目して「りんごの漢字表記は林檎や苹果か?林吾や凛子とは書くのか?和名・読み方や由来・語源を解説!英語では?」について解説していきます。
りんごの漢字表記は林檎や苹果か?林吾や凛子とは書くのか?和名・読み方や由来・語源を解説!
それでは以下で難読漢字である「りんご」の漢字について確認していきます。
結論からいいますと、りんごの漢字表記は「林檎・苹果」の2種類です。
「林吾・凛子」とは書きません。
りんごの漢字として林檎と書く
りんごの漢字表記として「林檎」と名付けられている由来・語源について深堀していきましょう。
「林檎」の漢字は中国語の表記が由来です。
檎の漢字は元々「家禽(かきん)」の「禽」の字からきています。
この「禽」は鳥のことを指し、りんごの木が並ぶ林に鳥が沢山集まる様子から「林檎」と呼ばれるようになりました。
りんごの漢字として苹果と書く
続いてりんごの漢字表記として「苹果」が使われる由来・語源を解説していきましょう。
苹果は「へいか・ひょうか」とも読みます。
現代ではあまり馴染みのない漢字ですが、それは元々この漢字がりんごの簡体字中国語表記だからです。
中国語の表記が由来なのですが、明治頃には日本でも「林檎」と「苹果」を区別して使用していました。
西洋リンゴが輸入される以前からあった小粒の和リンゴの総称は「林檎」、西洋リンゴ(大りんご)は「苹果」だったのです。
明治時代に出版された、宮沢賢治や太宰治の小説にも苹果の表記が見られます。
中国語では「林檎」はリンゴン、「苹果」はピングオ等と発音されるため、それらが転じて日本語では「りんご」と呼ばれるようになったいう説があります。
りんごの漢字として林吾とは書かない
りんごの表記として「林吾」という漢字が思いつくかもしれませんが、この漢字は人名で使われることはありますが、果実のりんごには使用しない漢字です。
りんごの漢字として凛子とは書かない
りんごの表記として「凛子」という漢字も思いつくかもしれませんが、こちらも人名で使われることはありますが、果実のりんごに使われている漢字ではありません。
りんごの英語表記は?
続いて、りんごの英語表記についても確認していきます。
りんごは英語でApple(読み方:アッポー)といいます。
日常的に「アップル」は使用する言葉なので、知っている方が殆どですね。
まとめ 苹果や林檎の読み方や意味はりんごか?林吾や凛子とは書くのか?語源や英語での表記は?
ここでは、りんごの漢字表記は林檎や苹果か?林吾や凛子と書くのか?和名・読み方や由来・語源を解説!英語では?ついて解説しました。
果物の漢字や英語表記を語源・由来レベルから学んでいくと、より面白くなりますね。
りんごを始めとしたさまざまな漢字表記・意味などを理解し、日々の生活をより楽しんでいきましょう。
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